iPadは使用できません

keyboard201204.jpgiPadを使おうと電源を入れると「iPadは使用できません」というメッセージが表示されてウンともスンともいいません。おかしいな~あと電源を入れ直しても同じ。

ネットで調べると設定したパスワードを何度も間違えると出る画面だそうです。パスワードを間違えたはずがないのに、おかしいなあとさらにネットを調べると、ブルートゥースのキーボードが原因だったというホームページがありました。

そういえばと、鞄の中を探るとブルートゥースのキーボードの電源が入ったまま!!

キーボードは曲げることができるタイプでコンパクトです。このキーボードとiPadを鞄に一緒に入れているので、キーボードの電源が入っていたため鞄が押されるたびにキーが押されてiPadにパスワードを送っていたのが原因。

ネットで調べるとDFUモードにして工場出荷状態に戻すしかないと書いてあり、さっき泣く泣く戻しました。パソコンのiTunesと同期をとるこ
とで前回、同期したところまでは戻せますが、それ以降に撮った写真などは全て消えていました。しっかり同期をとってバックアップしておかないといけないと
いうことですねえ!エーン!

6.8kg太るグーグルの社食

中小企業向けにJ-Mottoという、けっこうリーズナブルなクラウド型グループウェアがあるんですが、J-Mottoサイト用に経営コラムをずっと連載しています。2004年2月スタートですので、もう丸8年になります。

最新号の原稿をさっき執筆して、送りました。今回のテーマは「6.8kg太るグーグルの社食」。丸の内タニタ食堂が有名となり社食が注目されていますが、残業が多いIT企業では優秀な社員獲得のため社員食堂に特に力をいれています。

有名なのがグーグルの社食。24時間やっていて朝、昼、晩、無料で食べ放題。そのためアメリカには「グーグル15」という言葉があり、グーグルに転職すると15パウンド(約6.8kg)太ると言われています。グーグル日本オフィスでも同じで無料で社食が利用できます。

東京は1世帯あたりの人数が2人をきってしまい、1人暮らしが今や当たり前。もちろん高齢者も増えていますが、独身者も増えています。社員食堂で
朝昼晩、無料で食べられるのなら、わざわざ社外へ出る必要はありません。ずっと仕事してもらえますのでIT企業としては手を伸ばせる距離に食べ物を置いて
おくのは重要な戦略になっています。

花見のはしご

hanami201204.jpg朝からファイティング・コンサルタンツという中小企業診断士のグループで恒例の花見。天満橋駅に集合し、買い出しをして大川へ。ここは古代の難波の堀江跡です。

桜は見頃なんですが、風が吹くと寒い。ダウンを着ながら花見をしていました。昼過ぎに先に失礼して梅田へ。船場総研という、こちらも中小企業診断
士のグループの総会。半分以上はメンバーの近況報告です。参加は12名ですが、独立組が9名という独立比率が高いグループになっています。総会が終わった
後は、新阪急ビル地下にあるニュートーキョー庄屋で懇親会。知研関西を梅田でやっていた頃によく使っていたお店です。

懇親会に参加してから西長堀へ移動し、船場勉強会の花見に合流。毎年、桜の時期に西区民センターで勉強し、すぐ隣にある土佐稲荷神社の境内で花見
をするのが習わしです。この土佐稲荷神社は土佐藩蔵屋敷に祭られていた稲荷なんですが、明治時代に土佐藩蔵屋敷ととも岩崎弥太郎の手に。ここが三菱の発祥
地になっています。境内には三菱系企業の提灯で一杯で、なかなか縁起がよい神社です。

それにしても夜の花見はさすがに寒かったですねえ。

爆弾低気圧の東京へ

tkc201204.jpg爆弾低気圧の影響ですが関西は昼から夕方にかけてひどかったようですが、東京は夕方から夜にかけてがひどい状況でした。行った先々で、「えらい日に来ましたな」と言われましたが、そんなこと言われても前から予定してましたので(笑)

まずは飯田橋・軽子坂にあるTKCさんの本社へ。戦略経営者という雑誌を出していて次号がクラウドサービスの特集。以前からインタビューしたい話があり、今回ようやく日程調整して行ってきました。好きなことをしゃべっておりました。(笑)

次は中央線と山手線の乗り換えて別の企業へ。15時前でしたが山手線はラッシュ並の混雑。爆弾低気圧が近づいているので早めに退社する人で一杯。

2社目から別の会社に行こうと思った頃には電車の間引き運転が始まっていてホームはえらい人。電車が来ないので10分ぐらい遅れますと連絡して、ようやく来た電車に乗り込んで企業さんへ。この頃には風雨がだいぶ強まっていて、傘がさせない状況に。

17時過ぎに話が終わって企業を出ると、すさまじい風になっていました。ホテルは地下鉄東西線の木場駅近くでしたの、地下鉄に乗ると東西線は中野ー東陽町の折り返し運転になっていました。木場は東陽町の一つ手前ですのでラッキー。

満員の地下鉄に乗って木場駅へ。台風のようになっていて駅からホテルまでたどりつくのが大変でした。さすがに夜の予定は全部キャンセル。ホテルで静かに飲んでいました。

葉っぱがシェフ(尾鷲)

jomon201203.jpg尾鷲へ行く機会があるとよく行くレストランJomon。夫婦でやっています。

JR尾鷲駅から近いのですが、少し入り組んだところにある隠れ家レストラン。初めての人はなかなかたどりつません(笑)場所は天文台がある中村山の麓で、店は中村山に面しており、ここが野草園になっています。この野草を使った料理なので「葉っぱがシェフ」という名前。

いつも頼むのは紀州岩清水豚を使った岩清水Jomonランチ。縄文鍋という底に穴が空いたタジン鍋のような形状の鍋で石の上に葉っぱが載せてあり、ここに紀州岩清水豚を置いて焼きます。余計な脂が下へ落ち、野草のほのかな香りが岩清水豚につきます。軽い燻製のような感じですね。豚の味が凝縮されてなかなかいけます。

こじんまりとしたお店でテーブル(4人)は3つ。野草園を見ながら、ゆったり時間を過ごすのはなかなか贅沢ですね。庭に出られ、野草園を登ると尾鷲の町を見わたすことができます。野草園の桜は五分咲きになっていました。

→ 葉っぱがシェフ

三重EC実践塾 事業計画書作り

ec201203.jpg土曜日、三重県産業支援センターの会議室で三重EC実践塾を開催。

2005年、2006年に三重県産業支援センターで「みえEC実践塾」という講座を開講。ネットショップを既に初めていて、さらに売上アップを狙うための講座です。講座終了後も有志が集まって勉強会を続け、参加メンバーも増えています。

北出経営事務所の北出典雅氏による事業計画書作成がテーマでした。ところが、しゃべりたがりのメンバーが多いので、なかなか話が進みません(笑)

事業計画書を作らないとダメですよといつも中小企業に言いながら、自分のは、てんで作っていませんので、いい棚卸になりました。

ビジネスの最前線は国際標準を取ること!

seminar201203.jpg昨日は知研関西セミナー。20年振りに会員の田島さんに燃料電池の話をしていただきました。

大部の資料で分かりやすかったのですが、圧巻は国際標準をとるため世界中の技術者との丁々発止のやり取り。グローバル化と言う話を聞いています
が、えらい世界になっているんですね。マスコミはこういった話をもっと報道してもらうと、国際ニュースがもっと分かりやすくなるんですが。

■家庭用燃料電池エネ・ファーム

火力発電所から送電すると送電ロスなどで家庭に届く頃には38%になっています。家庭用燃料電池エネ・ファームなら発電所を家庭に設置したのと同じなので電気とお湯(熱)が取り出せ、効率は85%に向上。まさに発電の地産池消ですが、課題もたくさんあります。

まず高い!金額は270万円で補助金は100万ほど出ますが、ガスや電気の節約でみると年間6万円ほど。寿命は10年ですのでモトはとれません。
ただしこれは余った電気の売電単価が太陽光発電に比べてメチャクチャ安くなっているためです。ガス会社と電力会社は競走していましたので安い売電料です
が、この金額が高くなると工場の自家発電と同じですので、節電効果が高くなります。

燃料電池は発電ですが、反応させるには温度を上げる必要があり、この時、電気が必要で、停電になると使えません。バッテリーで電気を使わないシステムはできていますがコスト高になります。

また高校生の子供などがいて、よくお湯に入っている家庭では省エネになりますが、一人世帯であまりお湯を使わなければ反対に増エネになってしまいます。全ての家庭に向いている商品ではありません。

■国際標準を取るための丁々発止

日本の燃料電池の技術はかなり進んでいますが、太陽光発電をみても普及期になると韓国や中国に負けてしまうのが世の常。これは国際標準をとっていないからで、市場を押さえるのは国際標準をとらなえればなりません。

WTOに貿易の技術的障害に関する協定というのがあり、国際規格に基づいて認証を受けた製品の輸入を、JIS規格などで排除したらだめよという制
度です。日本は技術的に優秀でしたのでJIS規格などを制定してきましたが、これがためにガラスパゴになっています。実際、2001年にシンガポールで2
槽式自動洗濯機の輸入差し止め事件が発生しました。脱水槽の蓋を開けた時に日本はゆるやかに止まるブレーキ機構をJISで作っていましたが、国際標準は欧
米の1槽式回転ドラムを前提としたすぐに止まる規格。JIS規格の製品なら世界で受け入れられると思っていた日本企業に冷や水を浴びせる事件となりまし
た。

燃料電池の世界では国際標準をとらないと太陽光発電などの二の舞になります。そこで重要なのがコンビーナ(議長)という役職。国際標準を検討する
機関では技術課題に従ってワーキンググループを作り、規格を定めていきますが、ここで音頭をとるのがコンビーナ(議長)で発言力があります。燃料電池に関
しては技術が進んでいる日本はいろいろなワーキンググループでコンビーナ(議長)になっています。田島さんはISO/TC197
WG14(定置用燃料電池の水素燃料仕様)のコンビーナで、欧米から参加した技術者と丁々発止で規格を決めています。

ワーキンググループの公用語は英語。毎年、違う国で会議が行われますが、ここで日本の今まで開発してきた燃料電池の技術が国際標準になると日本のメーカーにとっては世界で戦えることになります。ビジネスの最前線は国際標準なんですね!

Twitterで売り込みがあった居酒屋

明日は知研関西のセミナー。

身近な発電である燃料電池について三洋電機時代から長年、研究している田島さんに初心者向けにお話いただきます。今、とってもホットなエネルギー問題で、エネルギーの地産地消がテーマ。

場所は大阪産業創造館なんですが、Twitterでセミナー告知をしていたら、堺筋本町のサカホン市場というお店から、交流会にぜひどうぞ!というRT(リツイート)がありました。

なるほど、Twitterで地名で検索して居酒屋の利用が狙えそうだと思えば、こんな営業のやり方があるんですね。うまい、やり方ですね。というわけで明日の交流会はこの売り込みがあった居酒屋で開催します。

→ 知的生産の技術研究会・関西セミナー

AllAbout「企業のIT活用」 今日10周年を迎えました

allabout201203.jpgAllAbout「企業のIT活用」がスタートし、今日でちょうど10周年を迎えました。我ながら、よく続きました。

サイト・オープンは2002年3月20日。当時は「企業のIT導入」というサイト名で、所属チャネルはビジネス・キャリアでした。運営していたのはRAJ(株式会社リクルート・アバウトドットコム・ジャパン)で、現在は株式会社オールアバウトと社名が短くなっています。

AllAbout自体は前年の2001年にオープンしており、秋頃にサイトを見ているとちょうど「企業のIT導入」のガイド募集していたので、こ
りゃ私向きだと応募。リンク集を作ったり、ガイド記事を何本か書く試験があって、なんやらかんやらで結局、当時は3次試験までありましたね。けっこう期間
も長く4ケ月ほど選考していました。

年明けに合格連絡がきてから、担当プロデューサーと協議しながら3ケ月ほどオープン準備。6本ほどガイド記事を準備し、リンク集を整えて3月20
日を迎えました。オープン時はAllAboutのトップ画面にサイト名と顔写真が掲載され、オープンしたんだと祝杯をあげました。

オープンしてしばらくしてから東京へ行ったついでに恵比寿へ寄って、いつもはメールでやり取りしている担当プロデューサーとお会いしてきました。
AllAboutもまだまだ生まれたばかりのベンチャー企業で社員も40名ぐらい、こじんまりとしていました。10年経ち、会社も大きくなりましたが退職
や異動などで、担当プロデューサーもいろいろと変わり、10年前のAllAboutを知っているプロデューサーも少なくなってしまいましたねえ(笑)

関西線が時刻変更になっていた!

iga20120319.jpg伊賀にある企業の相談に乗るためにJR奈良駅から大和路線に乗って、加茂駅へ。ここらへんは聖武天皇が作った恭仁京跡。なにも残っていません。

加茂駅に着くと、いつも目の前に2両編成のディゼルカーが待っており、すぐ連絡しているはずが、今日は車両がない!同じように大和路線を降りた乗客もなんで車両がいないのという顔。そこへアナウンスがあり、次の亀山行きは20分ほど後のこと。エーッ!

3月17日(土)から時刻変更したそうです。駅に貼られていたポスターを見ると亀山駅の乗り継ぎを改善するための時刻変更なんだそうです。亀山駅
はJR東海、JR西日本の分岐点で、乗り継ぎが悪かったのですが、ようやく改善したんですねえ。それにしてもダイナミックに大幅な時刻変更をしていまし
た。

大和路線は本数が多いので加茂駅の連絡は問題ないのですが、もうちょっと関西一円でアナウンスしておいてよ!