京都橘大学 XMLの講座

tachibana20120704.jpg京都橘大学 ウェブ講座はスタイルシートがほぼ終わったので、本日はXMLの講義を行いました。

XMLは文書やデータの意味や構造を記述するための言語ですが、いろいろなところで使われています。例えば東京証券取引所に上場している会社は財
務諸表を提出しなければなりませんがXMLで作成された財務諸表の提出が義務化されています。投資家がいろいろな分析できるようにするためです。

また確定申告で電子申告を行う時、パソコンで作成した申告書はXML形式で送られます。一番、身近なところではマイクロソフト・オフィスで作成し
たワード文章やエクセルもXML形式になっています。ワードの拡張子は以前、「.doc」でしたが、最近は「.docx」と4文字となり、最後の「x」が
xmlをさしています。

学生にはXMLについて説明した後に、実際にXMLデータを作成、XSL(XMLのスタイルシート)と組み合わせてやってみました。難解なXMLですが、ちょっとは理解できたかなあ。

経営情報システムの講義

lec20110220.jpgLEC梅田本校で経営情報システムの講座。阪急梅田駅すぐ近くイングス館のすぐ隣です。一階にはサンマルコが入っています。朝から夕方まで、ずっと講義していました。

不況のせいか、受講者は多いですね、教室はほぼ満杯初日でしたのでハードウェアやソフトウェアの話などを中心に講義。経営情報システムですのでIDEやらATAなど3文字用語や専門用語のオンパレード。しゃべる方も大変ですが、聞く方も大変です。

少し時間があまったので、これからはXMLが重要になる話を少し詳しくしました。オフィスソフトが2007となりワードで保存すると拡張子が「.docx」となりますが、この最後のxがxmlということを知らない方がほとんどですね。
詳しくは「Web2.0な日々 セマンティックス・ウェブへ」をどうぞ!

また確定申告シーズンですがe-Tax(電子申告)では財務諸表などをこのxml形式で作成します。電子申告をしている人は気にしなくてもよいようになっていますがファイル形式などを確認するとxmlになっています。ますます我々の生活に入りつつあります。

XMLとスタイルシート

京都橘大学へ

山科駅でスクールバスを待っていると雨が降ってきました。午前中はしとしと降ったりやんだりでしたが、昼からはあがっていました。

大学では前期15コマでWebサイトを作るhtml言語を教えているのですが、今日が11回目で、ちょうどスタイルシートをやっているところです。

スタイルシートをやっていると、XMLの話もしておかないといけないので、XMLの実例や、EDIの話、東証ではじまっているXBRLやXMLを使ったサプライチェーンマネージメントの話などを授業の枕に行いました。

ふだんあまり聞かないビジネスの話なので、学生がどこまで理解できたのかは不明ですが、ちょっとはどういうものか分かったかなあ。

そういえば、こないだ証券マンと話をしていたら「XBRLって何なの」と言っておりました。これは業界人として落第ですなあ。