戦国時代の土塁が残る(京都・山科)

京都橘大学、秋期講座の最終日。

今日は2講時目からで、時間があったので山科中央公園へ寄ってきました。

山科駅から地下鉄で一駅目が東野駅です。地上に上がると国道1号線と新幹線が走っています。

この東野駅から北西に少し行ったところが山科中央公園で、ここに山科本願寺の土塁が残っています。蓮如の時代です。寺といっても戦国時代ですので土塁や堀に囲まれた城で、中は寺内町になっていました。公園の一角が小山になっていて、これが戦国時代の土塁です。今もしっかり残っていて遊歩道として整備され歩くことができます。堀跡もありグラウンドになっています。土塁はけっこう高いですね。7mぐらいの高さで50mほど続いています。
戦国時代はこの土塁がずっと新幹線の高架を越えた向こうまで続いていました。山科本願寺は延暦寺、近江守護,法華一揆などの連合軍の猛攻によって陥落。これ以降は大阪の石山本願寺に移りました。すぐ近くには蓮如のお墓もあります。

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