税理士の団体であるTKCさんから経営指標を贈呈いただくイベントが津の都ホテルであり、出席してきました。
イベントの中に記念講演があり、坂本孝司税理士のお話を聞いてきました。TKCらしく会計の話でしたが、おもしろかったですね。
日本の商法の原点となったのが、フランスの太陽王と呼ばれたルイ14世が定めた商事王令にありました。ベルバラはルイ16世です。ルイ14世といえば、重商主義政策によって商工業の育成はをはかり、フランスをヨーロッパの大国にした人物です。
当時は、ヨーロッパ中が不況で、フランスでも倒産が多く、それで要因を調べたそうです。分かったことは、経営者が数字を見ていないと倒産が多いという事実。そこで作られたのが1673年にできた商事王令。
かいつまんで言うと、商売人が破産した時、すぐに記帳した台帳などを出さないと。詐欺破産者として認定する。
そして、詐欺破産者は、特別訴訟手続きで訴追され、死刑に処せられる
と規定されました。つまり、記帳していなくって破産したら死刑ということです。
「会計も分からないやつが経営するな!」ということですなあ。
これが日本の商法の原点になったとは知りませんでしたあ。