祝日ですが授業回数確保のため、京都橘大学は平常授業。他の大学の多くでも今日は授業です。祝日ですが学生の出席はよく、休みは一人だけ。私が学生だったら、自主休講ですが(笑)
帰りに京都と大阪のちょうど真ん中にある枚方駅で下車しました。寺田屋などがある京都・伏見から大阪の八軒家まで三十石船で川下りすると、ちょうど枚方で「くらわんか舟」が出て、飲食物を提供していました。物流の拠点です。
枚方から一駅行った宮之坂駅で降りて、高台に向かって坂を上ると百済王神社があります。この横に拡がっているのが百済寺跡。遺構はよく残っており、塔、門跡などには礎石も残っています。東西に塔があり、薬師寺のような伽藍配置だったんですね。
建立は天平勝宝2(750)頃で、陸奥守に任ぜられた百済王敬福が黄金900両を献じたことで東大寺大仏に鍍金する金が不足していたので、聖武天皇は大喜び。宮内卿&河内守となり、枚方に住むようになって百済寺を作りました。今や住宅街になってしまいましたが、出来た当時は高台に燦然とそびえていたんでしょうなあ。