朝から三重県産業支援センターへ、さすがにこれだけ雨が降ると相談はなく平穏無事に過ごしておりました。
夕方、本屋でも寄って帰ろうかなと思っていたら支援センターに間借りしている三重県中小企業診断協会の職員がコピーをとりに私の近くに。私の机の隣に大きな複合機があります。
職員の顔を見た瞬間、「あれ、今晩って、何かなかったけ?」「今日は建設業診断研究会の初日ですよ。申込していたじゃないですか!」完璧に忘れておりました。(笑)
津駅前のアスト津の会議室で建設業診断研究会がスタート。三重県中小企業診断協会には企業診断研究会という定例の研究会しかなかったのですが、今年度から新しく立ち上がる研究会です。
今日は建設業の現況や入札についての勉強。
建設投資は公共・民間を含めピーク時から半減していますが、事業者数、従業員数は20%ほどの減で過当競争になっている業界です。
そのためダンピングも多く、品質を守れない事業者などの問題もあり、入札では最低制限価格を導入しています。三重県では工事予定価格を事前公表してしまっているので、最低制限価格は大体類推できます。結局、入札価格が最低制限価格近辺に張り付いてしまい、結果的にクジで落札者が決まるように大変な業界です。