名古屋市新事業支援センターで窓口相談が終わった後、近鉄ではなく久しぶりにJRの快速みえで津へ戻ってきました。快速みえは桑名、四日市、鈴鹿、津にしか停車しませんので近鉄の特急なみに早いのですが、1時間に1本というのが難点。
快速みえで戻ったのは夜、アスト津で三重県中小企業診断協会の建設業経営研究会があったためです。参加者は15名ほど。会員数が少ない地方の中小企業診断協会にしては参加者が多いですね。
建設業経営研究会の2回目。講師は株式会社古川経営の水谷さん(中小企業診断士)で、親戚ではありません(笑)三重県には水谷姓が多いのです。
研究会の内容は建設業の会計についてがメインでした。建設業には独特の勘定科目があり、完成工事高(売上高)、完成工事未収入金(売掛金)、工事未払金(買掛金)、未成工事支出金(仕掛品)などがあります。
また長期にわたる工事もあり、売上高計上を工事完成時にするのか、期間を区切って出来高分を計上する工事進行基準にするのかなどについても解説がありました。どう出来高を測るかが悩ましい問題ですね。
これはシステム開発にも波及している話でして、国際会計基準(IFRS)が工事進行基準を採用することもあり2009年4月以降からソフトウェアの受注生産が工事進行基準の対象となりました。企業規模を問いませんので、中小企業も対象となっています。
▼ソフトウェア開発も国際会計基準(IFRS)に!?
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