古墳が大学の中に!

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    名古屋市新事業支援センターがある吹上ホールから少し歩くと名古屋工業大学があります。 

    大学の校舎が立ち並んでいる真ん中に通常ですと中庭があるんですが、名古屋工業大学には古墳があります。直径36メートル、高さ8メートルの円墳ですが、もともとは前方後円墳だったのが方墳が失われてしまったようです。 

    大学内には時計台などの目印になるランドマークがあるんですが、古墳がランドマークの大学は名古屋工業大学ぐらいでしょうね。古墳を残しながら、うまく校舎配置したものです。 

    一本松古墳と名付けられていますが大学のあるのは御器所台地という高地になり、古代は眺めがよかったでしょうね。近くの鶴舞公園横には東海地方最大の円墳・八幡山古墳があり、吹上ホールのあったあたりにも2つの古墳がありましたが、前身の名古屋刑務所を作る時に壊してしまったようです。古墳の霊を追悼する吹上観音しか残っていません。 

    大学には古墳に登ると留年する(単位を落とす)という伝説があるそうです。

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