味ご飯って三重弁だったの

味ご飯
中部地方なのか、近畿地方なのか、よく分からないのが三重県。
そんな三重県について取り上げた本が「三重県のおきて」です。三重県のエリートコースは三重大学を出て、県庁か百五銀行に入ることだという笑える話も掲載されています。
三重県はイオンの発祥地でもあるので、今でもイオンと言わずジャスコと確かに言っていますね。さすがに元々の名前である岡田屋とは言いません。
三重弁も掲載されていて「机をつる」、「ゴミほり」は今でもよく使っています。「机をつる」とは机を運ぶこと、「ゴミほり」はゴミを捨てることです。
驚いたのが「味ご飯」。これって方言だったんですね。味ご飯とはいわゆる炊き込みご飯のことです。ふつうの白いご飯はその味がついていませんが、炊き込みご飯には味がつくので、しごくまっとうな呼び名なんですがねえ。そういえば大阪では聞きませんね。
炊き込みご飯を「かやくご飯」とも言いますが、これは加薬で、漢方薬の効果を高めるための補助的な薬をつけることが転じ、ご飯に具材を加えることから「加薬ご飯」というようになったそうです。

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