行動経済学の本を読んでいるのですが、「損失回避の傾向」について書かれていました。
たくさんのお店があるのに、新しい開拓せず同じ店に行くのは「失敗したくない」という気持ちが働くから。これが「損失回避の傾向」です。
人間は「得をしたい」よりも「損をしたくない」という気持ちの方が大きくなるそうです。それでランチも同じ店へ行って、同じメニューを頼む傾向があります。「もし違うものを頼んで失敗したらいやだ」という気持ちが心の奥底にあるそうです。
そういえば「ひょうご産業活性化センター」へ行くと、三宮周辺にたくさんの店があるのに、大体、サンパル1階にある金八へ行って日替定食を頼んでいます。もっとも金八のお味噌汁が、でかい椀で出てくるので、それが飲みくて行くのが理由ですね。
大阪府よろず支援拠点ではランチになると裏谷四のカレー屋制覇をしているので、あんまり「損失回避の傾向」は強くなさそうです。
もっとも仕事がなくって王将を見つけると、毎回、餃子3人前と瓶ビールを頼むのは「損失回避の傾向」ではなく「条件反射」なんでしょうねえ。