知的生産の技術研究会・関西セミナー
「平凡シニアの凸凹就活・明日はどっちだ」
講師:海老名 要一氏
いつもは平日の夜ですが、珍しく土曜日に開催。講師の海老名さんはパソコン通信時代からパワフルな会社員生活をおくっておられました。ニフティーサーブにあったFchiken(知的生産の技術)フォーラムがきっかけで知研関西に参加。
その海老名さんも東京へ転勤し、いよいよ定年を迎え、シニアの就活に直面します。まずは雇用延長するか定年退職するかが最初の岐路となります。会社によっては定年5年ぐらい前に決めないといけません。
定年退職を迎えても元気なシニアが多いため働く必要があります。東京は飯田橋に東京仕事センターがあり、シニア専門の相談員がいますが、ほとんどのハローワークは若者もシニアも同じ相談員が担当します。専門が違うため、いかにシニアに長けた相談員をつかまえるかが勝負になります。
また事務職への就職希望が多いのですが、完全にミスマッチ。求人が多いのが「保安(マンション管理、ビル警備など)」で有効求人倍率は4倍以上、反対に事務職は0.2倍という世界です。
東京しごとセンターでは求職期間が長くなり、6ケ月ごとにシールをカードに貼ってもらえますが、シールが多いシニアを採用すると助成金が増える制度もあるそうです。
セミナーには10名が参加
交流会には講師を含め6名が参加しました。
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