探検バクモン(NHK)で雑誌専門図書館「大宅壮一文庫」訪問記を放映していました。
”大宅壮一文庫そのものを知らない人も多い”というデヴィ夫人の発言にビックリ!国会図書館にない本を探すなら大宅壮一文庫というのが定番だったんですが時代は変わったんですね。
国会図書館には納本制度があり、国内で発行されたすべての出版物を、国立国会図書館に納入することが義務づけられています。実際に検索すると私の著者も3冊、納本されていました。
昔、月刊誌、週刊誌などは国会図書館に納められず消えていくだけ、それを集めて索引もつけて保管したのが大宅壮一文庫です。立花隆がせっせと大宅壮一文庫に通い、田中角栄の金権政治を暴いた「田中角栄研究」を上梓したことでも有名です。
国会図書館に納本されていた「インターネット情報収集術」(秀和システム 1997)を久しぶりに書棚から出すと、大宅壮一文庫は出てきませんが、情報図書館RUKITについて書いていました。RUKITは図書館と言いながら本はなく、専門知識がない一般人がサーチャに教えてもらいながら各種データベースを検索できる便利な図書館でした。今はもうなくなったようですね。久しぶりに本を読み返すとなかなか面白いことが書いてあります。