本日(2017年9月27日)はGoogle19年目の誕生日。
■なぜか9月27日が誕生日になった
スタンフォード大学の博士課程に在籍していたラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンが1998年9月4日にGoogleを設立しました。法人設立は9月4日なんですが、なぜか誕生日は9月27日になっています。2004年までは9月7日が会社の誕生日でしたが、2005年9月に最初のインデックス(索引)の1,000倍のインデックスに到達しそうだったので、到達祝いと誕生日祝いを兼ねて9月27日にずらしたようです。
■ググるという言葉はここから
Google創業時の画面は、今とは違いゴチャゴチャしたデザインでした。画面の左には「Stanford Search」や「Linux Search」の文字が見えています。右にはメールアドレスを入れるとアップデートを教えてくれるサービスもありました。現在のようなシンプルな画面になるのは1999年の4月頃です。
■インターネットで情報収集するには技がいった
Google登場以前はロボット型検索が少なく、インターネットでいろいろな情報を集めるには技がいりました。そこでGoogle誕生の1年前(1997年2月)に出したのが「インターネット情報収集術」(秀和システム 水谷哲也・佐々木篤 共著)という色々な技を紹介した本。いくつかの技は今でも有効です。最近、書棚の奥から10冊ほど見つけて、我ながら面白いことを書いているなと感心しています(笑)。
■ガレージから創業
Googleはリフォルニア州メンロパークにあったガレージから操業しました。実際に借りていたのは5ヶ月間という短い間でしたが2つの地下室と車2台分のガレージがあり、大家は2人の知り合いでグーグル世界本社という看板をかけていました。ただトイレがなかったので母屋へ行ってトイレを借りていました。このあと、エンジニアを増やすためパロアルトのダウンタウンにあった自転車店の2階に移転します。このガレージは創業の地ということで後にグーグルが購入。今や地元の観光名所になっています。
アメリカのITベンチャーはガレージで創業するのが定番になっています。アマゾンもシアトルのガレージから出発しましたが、創業者のジェフ・ベゾスによるとアマゾンが成功した時に、「アマゾンもガレージからスタートした」と言いたいがために、わざわざガレージで創業したそうです。
というわけでGoogle創業期などの面白いウンチクが分かる「バグは本当に虫だった」をぜひ、どうぞ!
→ バグは本当に虫だった-なぜか勇気が湧いてくるパソコン・ネット「100年の夢」ヒストリー91話