15%の高利で借金(正倉院展)

正倉院展

家で仕事をしてから夕方、正倉院展へ

正倉院展では閉館1時間半(平日16:30~)前からオータムレイトチケットの販売が始まり待ち時間なしで入れます。閉館30分(平日17:30~)前には入場できなくなるので入口近くの展示場には、ほぼ係員しかおらず、じっくり見られます。ポスターにもなっている平螺鈿背八角鏡も入口近くに置かれています。

■月利15%の高利
御物もいいのですが面白いのが古文書ですね。今年の目玉は奈良時代の借用証書である「月借銭解(げっしゃくせんげ)」の展示。古文書を見ると500文の貸付金に対して月利65文と記載されています。100文に対して月15文ですから月利15%となります。

東大寺の写経所では月借銭が多く行われており通常の借入期間は1~2ケ月ぐらいでした。翌月の給与で返済していたようで、こうなると借りて返しての自転車操業ですね。布を質物(担保)として出していたり、返済が滞った時に支払い保証をする償人(連帯保証人)も書かれています。

借用証書は天平時代から全然、変わっていないようです。それにしても15%の金利を返すのは大変だったはずですが、当時はインフレだったんでしょう。また銭文が流通する貨幣経済が少なくとも都では実現されていたようです。

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