本日も大阪はゲリラ豪雨。朝からバスタオルをベランダに干して出てきたのに!
「庭草に 村雨降りて こほろぎの鳴く声聞けば 秋づきにけり」なんて優美な歌が万葉集に出てきますが、昨今のゲリラ豪雨は村雨(むらさめ 強く降ってすぐ止む雨)という雰囲気じゃありませんなあ。
そうそう、村雨といえば南総里見八犬伝で犬塚信乃が持っていた刀が村雨ですね。徳川家に災いをもたらす妖刀村正からの発想ですかねえ。
村正は桑名の刀工で馬道駅近くに屋敷跡があったとも伝わっています。走井山の麓にあり、戦国時代、走井山には北畠の矢田城がありました。信長の伊勢侵攻で滝川一益に攻められて落城し、長島一向一揆攻略の前線基地となりました。