談山神社の西入口(飛鳥側)にある喰違虎口です。
虎口というのは入口のことで、喰違はまっすぐに侵入できず折れて侵入させる仕掛けです。これで攻撃力が落ちます。身近な例ではトイレ入口ですね。あれが喰違虎口です。神社で使われているのは珍しいですねえ。
大河ドラマ「麒麟がくる」を見ていますが、出陣シーンなどに櫓門が使われており、まっすぐに進む形式です。もう少し工夫がほしいですね。そうそう麒麟というのは織田信長のことで信長の花押(サイン)が麒麟の「麟」をモチーフにしています。
この花押を使いだしたのが13代将軍である足利義輝が三好三人衆らに殺害され、室町幕府が崩壊した時点です。”俺が平和な世の中を作る”と考え天下布武とあわせてスローガンとしたようです。