備中国分寺

備中国分寺
備中国分寺

鬼ノ城に登った後、レンターサイクルで散策へ。よく観光ポスターに登場するのが備中国分寺の五重塔です。現在の建物は江戸時代中期(1844年)頃に再建されたものですが岡に建っているので、なかなかの撮影ポイントになっています。吉備路サイクリングロードというのが整備されていて快適に走れます。

聖武天皇が全国に造ったのが国分寺です。他にも奈良の大仏を作りました。費用を捻出するために出したのが墾田永年私財法です。律令国家ですので、土地は国のものでしたが、これを根底から崩す法律でした。開墾した田は永久に私有できることにしました。

目論見は開墾した田からは税収が入りますので、短期的に見ると奈良の大仏や国分寺はできましたが長い目で見ると荘園制度や土地を守るための国人が出始め、武士が台頭するきっかけになってしまいます。

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