再帰呼び出し 店長がバカすぎて

ツンドクの解消にあたっています。2020年本屋大賞で第9位になったのが「店長がバカすぎて」(角川春樹事務所)です。

店長がバカすぎて
店長がバカすぎて

武蔵野書店・吉祥寺本店に勤める書店員が書店の現場でいろいろな遭遇をする物語でラストが面白い展開になっていて、意外な再帰的構造になっています。プログラミングの世界には再帰呼び出しがあります。再帰呼び出しとはプログラムの中で、そのプログラム自身を呼び出すことができる不思議なプログラムで、この時にデータを退避させるためにスタックを使います。経営情報システムの講義でスタックを教えるのが、けっこう面倒でLIFO(後入れ先出し)になるよでごまかしています(笑)。

UNIXの互換ソフトにGNUがありますが、GNUの名前は”GNU’s Not Unix!”ということで、こちらも再帰的になっています。

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