松永久秀屋敷跡

昨日の「麒麟がくる」では多聞山城にいる松永久秀を明智光秀が訪ねるシーンが出てきました。多聞山城にはチラッと信長が参考にした天守閣が映っておりNHKもなかなか細かいですね。天守閣を初めて松永久秀が造ったという説があります。同じく松永久秀が考えた多聞櫓はさすが映りませんでしたが。

松永久秀屋敷跡
松永久秀屋敷跡

■松永久秀の出身地
松永久秀ですが出身はよく分かっていません。摂津の東五百住(ひがしよすみ)説が濃厚で高槻城主だった入江氏の一族だったようです。古地図に松永屋敷と書かれたものがあり、現在も城垣内という字名が残っています。というわけで摂津富田へ出かけてきました。もっとも遺構は何も残っておらず住宅地と畑だけです。

「麒麟がくる」では冒頭に飯盛山城で亡くなる三好長慶が出てきますが、この三好長慶がなかなかすごい人物で、よそ者の松永久秀を抜擢し、やがてNo2にします。まさに実力主義。居城も越水城、芥川山城、飯森山城など次々に変えていきます。信長は大いに三好長慶を参考にしたようです。

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