かぎろひ

ひんがしの野に かぎろひの立つ見えて
   かへり見すれば月かたぶきぬ

かぎろひの丘
かぎろひの丘

御存じ、万葉集に出てくる柿本人麻呂の和歌です。歌を詠んだ場所が阿騎野で、この写真の場所(かぎろひの丘)ではないかと言われています。昔から阿騎野では薬狩りが行われ、草壁皇子、軽皇子(のちの文武天皇)に随行した時に詠みました。「かぎろひ」とは東の空に見える明け方の光のことです。

阿騎野は飛鳥から多武峰を超えた所でしたので行きやすかったのでしょうね。柿本人麻呂は歌聖と言われる割には生涯についてよく分かっておらず梅原猛が「水底の歌-柿本人麻呂論」で刑死によって沈められたという大胆な説を出しています。昔、読んだなあ。「隠された十字架 法隆寺論」も面白かったなあ。

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