近鉄・八木駅のホームに名所案内があるんですが「国分寺跡」とあります。国分寺!大和だから総本山である東大寺じゃないのと思うのですが、なんで八木にあるの!と思ったのですが駅の近くなんで寄ってきました。まあ分かりにくい住宅地の中にあり、しかも路地の奥です。
国分寺とは聖武天皇が仏教によって国を守るために全国に建立した寺です。巨大な七重塔と金堂などがセットになっており、今でいうと県庁所在地に高いタワーが建つイメージです。また学問の中心でしたので大学のような役割もありました。
なんでも江戸時代の大和志で大和国国分寺を東大寺でなく、八木近くに比定しています。実際に古代の瓦などが発掘されているのでガセネタというわけではなさそうです。ということで大和国分寺へ。現在は浄土宗のお寺になっています。