舎人親王邸宅跡

日本の正史である「日本書紀」を編纂した人は誰?

もちろん舎人皇子で、720年に日本書紀を完成させました。日本史で習いましたね。

お父さんは天武天皇で、兄弟は高市皇子、草壁皇子、大津皇子、忍壁皇子、長皇子、新田部親王と「天上の虹」登場人物がオンパレードです。新田部親王、長屋王とともに皇親政権を樹立しますが、やがて藤原氏側になり、結果的に藤原政権の成立に協力します。

奈良そごう

この舎人親王の邸宅跡が先日、発見されました。木簡などは見つかっていませんが、4町分もある広い敷地の建物跡が発見され、有力視されています。場所は奈良市役所近くの佐保川沿いで当時の左京三条三坊四坪です。建設現場の発掘調査で見つかり、既に埋め戻されています。平城京に隣接していた長屋王の邸宅跡があった奈良そごう(現ミ・ナーラ)から徒歩5分ですので、平城京へ出仕するには交通至便なところでした。

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