暗峠奈良街道の終点

朱雀大路

近鉄・尼ケ辻駅の北側にある暗峠奈良街道を下っていくと阪奈道路と合流し広い道になります。そのまま東に進むとJR奈良駅を過ぎたあたりから観光客があふれる三条通りになって猿沢の池と興福寺の間を通り、春日大社の一之鳥居にぶつかります。ここが暗峠奈良街道の終点で江戸時代は南に下って、初瀬から伊勢を目指しました。

さすがに春日大社まで歩くのはしんどいので、もともとの街道の終点であった平城京の朱雀大路で終了。幅75mの朱雀大路が羅城門から朱雀門まで4kmにわたって続いていました。この朱雀大路は藤原京の下つ道と連結していました。

インボイス制度がスタート

個人事業の会計で「やよいの青色申告オンライン」を使っているのですが、10月になって初めてアクセスすると、「課税事業者になりましたか?」とか聞いてきて、「本則課税にしますか簡易課税にしますか」などの質問に答えていくと税区分などの項目が増えて、仕訳の画面が変わっていました。

やよいの青色申告オンライン

前の画面も入力しにくかったのですが、欄が小さくなって、もう一段、入力しにくくなりました。

昔の暗峠奈良街道

近鉄・尼ケ辻駅のすぐ北側を暗越奈良街道が通っています。Googleマップではまっすぐな道が暗越奈良街道と表示されていますが、これは現在の国道308号線を、そのまま街道としたためでしょう。大正元年の奈良広域図では垂仁天皇陵に沿った路が暗越奈良街道になっています。

昔の暗峠奈良街道

垂仁天皇陵は古墳時代初め(5世紀初め)ですので、古墳を周遊する道が古代の暗越奈良街道で明治頃に今の国道308号線のまっすぐな道が造られたのでしょう。写真の道標から左の道を行くと昔の暗越奈良街道で、まっすぐな道が現在の国道308号線(暗越奈良街道)です。