油日城

油日城

杣川と支流に囲まれた丘陵に築かれたのが油日城です。甲賀上野城と同様に上野氏一族の城と考えられています。近くに油日館跡という屋敷跡があり、油日城は有事の際の詰城と考えられています。ここは案内も何もないので事前に調べて山城へ。墓地を抜けて杣川の小さな橋を渡ったところから城跡に入れるとありましたが、行ってみたら藪の中。こりゃ、とても無理だなと鹿深の道(県道131号)へ戻ると遠くに土塁の壁が見えます。

藪よりはましだろうと林の中を進んで土塁の登れそうなところを探して直登です。主郭は方形で高い土塁が巡っています。一部は高くなっていて櫓台のようです。北東部に虎口があり出ると腰郭がありました。腰郭の虎口を抜けていくと藪になっていて、藪をかき分けていくと最初に断念した場所へ出ました。ここから入るのは冬でないと無理そうです。兵站地のような場所も城周りにありました。

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