櫟野大原城

櫟野大原城

甲賀・櫟野(いちの)に築かれた大原氏の城です。大原氏は甲賀五十三家の一つになります。独立した丘陵に築かれた城で、よく整備されていました。登山口に案内があり登っていくと郭と郭の間の堀切を進むことになります。当時は搦手として、この道が使われていたのかもしれません。郭から攻撃されたらひとたまりもありません。道は途中で90度に曲がり郭の虎口につながっています。

櫟野大原城は細長い丘陵の稜線上に、直線的に連立し3つの曲輪が連なっています。真ん中の郭が主郭のようで、高い土塁で囲まれています。もう一つの郭は土塁もありますが、土塁がとぎれていることもあり、こちらが大手道だったかもしれません。郭の中もよく整備されていて登りやすい山城です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です