織田信長 居館跡

織田信長居館跡

ぎふ金華山ロープウェーのすぐ近くにあるのが織田信長居館跡。斎藤道三の頃から舘があり、当時の石垣も残っています。信長が迎賓館として大改修しています。現在も発掘調査が続いており、館跡からは金箔を施した瓦の破片が発掘され、ルイス・フロイスの「日本史」に、庭園を見た後に濃姫の金で彩られた部屋を訪れたと記述していることから、濃姫の館と類推されています。

フロイスによると庭園が4つも5つもあり、建物は4階建てで見晴らし台からは町が一望できました。フロイスは岐阜城にも招待されており、エッチラオッチラと登山したんですね。昔の人は本当に健脚です。

公家の山科言継が家康に後奈良天皇の法事への寄付をお願いに三河へ行く途中、岐阜に立ち寄った時は家康には飛脚を送るから岐阜に留まればよいと歓待を受けて1ケ月ほど滞在し、家康からの資金調達にも成功しています。信長は岐阜城と麓の館の間を、よく行き来しており、ほんまに健脚ですなあ。

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