起業家がみたソマリア

起業家がみたソマリア

大阪府中小企業診断協会・土曜セミナー
「起業家がみたソマリア~支援の限界とビジネスの可能性~」に参加。

講師は20代前半から起業家として活躍している株式会社プレート代表の野口社長。波乱万丈という言葉ではあらわされない、すさまじい人生の話も面白かったのですが、印象的だったのは元ソマリア海賊の話。

貧困生活をおくる若者が金儲けの話があるという話についていったら、2隻の船に6人が乗せられ紅海へ。3日海を走って大きなタンカーに近づいたら、攻撃してこいと言われます。つまり闇バイトでした。逃げることもできないので覚悟を決めて甲板に登ったら、船長たち乗員は既にシェルターに待避済み。船は操縦できないし乗ってきた船ははるか向こうだしで何もできず。やがて連絡を受けた軍隊がかけつけて、あえなく逮捕されます。

■日本の船は日本の刑務所へ
たまたま攻撃したタンカーが日本船籍だったので、服役は自動的に日本の刑務所になるシステムになっているそうです。へ~え。というわけで府中刑務所に5年入っている間に日本語を勉強し、現在は日本のNGO団体アクセプト・インターナショナルで現地スタッフとして働いているそうです。

終わった後は有志による懇親会。いつもの晴華でした(笑)。

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