沙沙貴神社

沙沙貴神社

安土には安土城以外に沙沙貴神社(ささきじんじゃ)がありますが、訪れる人はほとんどいません。佐々木さんの故郷なんですがねえ。

近江国蒲生郡佐々木荘があり、宇多天皇の子孫が下向し地名をとって佐々木氏と名乗ります。これが近江源氏の祖となります。佐々木氏で有名なのはバサラ大名で有名な佐々木道誉ですね。佐々木氏はやがて大原氏、高嶋氏、京極氏、六角氏の四家に分かれます。同じ一族といっても仲が悪いのは大河ドラマ「光の君へ」と同じで、争った結果、京極氏が北近江、六角氏が南近江を支配するようになります。京極氏の家来だった浅井氏が台頭していくのは織田信長と同じです。

京極氏の一族が甲良荘尼子郷に住むことから尼子氏になるように、さらに枝分かれしていきます。黒田、三井、篠笥、伊庭、椙山、岳、朽木、和泉、山脇、田中、種村、鯰江、乃木、松下、和邇、加地など220ほどになっていきます。特徴は家紋が目結紋(めゆいもん)になります。

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