西国街道をゆく(芥川宿)

芥川宿

西国街道は京都と西宮を結ぶ街道です。西宮で中国街道(山陽道)となり下関まで続きます。今の街道は14世紀(鎌倉~室町)くらいには出来上がっていたようで、三好長慶や信長ら戦国大名が通った道になります。

JR高槻駅から少し歩いたところに芥川宿があります。京都からの宿場町として山崎宿の次の宿場町になります。芥川宿東口に一里塚があり、今は祠がまつられています。江戸試合は参勤交代で使われ、本陣や伝馬などがおかれました。19世紀前半には旅籠33軒、家数253軒を数え大いに賑わっていました。今も格子窓の家々があり風情が残っています。

八月十八日の政変で三条実美ら七卿が京都を追放され長州に落ち延びる「七卿落ち」が発生しますが、政変の翌日である8月19日に、芥川宿に宿泊しています。

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