西国街道をゆく(昆陽寺)

昆陽寺

京都と西宮を結ぶ西国街道沿いには、山崎・芥川・郡山・瀬川・昆陽(こや)の5つの宿場があり、最後の宿場町になります。行基が昆陽池など複数のため池を造営します。昆陽池といえば伊丹空港を離陸すると、池の中に日本地図が見える池として有名です。伊丹空港からちょうど上昇していくところですので飛行機が次々と上空を通っていきます。

行基は731年に昆陽寺(こやでら)の前身となる昆陽施院(布施屋)を設立します。貧民救済が目的で食料の配給、けがや病気の手当て、宿泊などを提供していました。行基は畿内49院を設立したといわれていますので、すごいデベロッパーです。荒木村重と織田信長の有岡城の戦いに巻き込まれて伽藍が焼失しましたが再建されました。

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