
談山神社の横から山道を登って多武峰を目指します。雪中行軍になってしまいましたが、頂上の手前にあるのが談山(かたらいやま)。中大兄皇子と中臣鎌足が乙巳の変の密談をした場所ですが、こんな高い山まで飛鳥から登るんですかね。岡寺の裏あたりで十分のような気がします。
戦国時代、談山は山城でした。ただ砦のような出城だったようで主郭と帯郭で構成されたこじんまりとした城になっています。大和では
永享合戦 永享10、11(1437,1438)年 後南朝+越智+箸尾 VS 室町幕府
永正合戦 永正3(1506)年 越智+箸尾+十一 VS 赤沢朝経(細川政元)
永禄合戦 永禄2-6(1559-1563年) 十一 VS 松永久秀
と多武峰から飛鳥にかけて合戦が行われました。談山が砦になったのは永享合戦の頃のようです。