子安観世音

子安観世音

吉田山の北側は今出川通りで、ここにあるのが子安観世音というでっかい石仏です。鎌倉時代に作られたと言われていますので800年ほどあるんですね。子安観世音は今出川通と斜めに交わる道はなんの変哲もない道の角にありますが、この道が志賀越道です。

秀吉が作ったお土居には七口があり、その一つ荒神口から、北白川・山中を経て志賀峠を越え、近江に至る街道です。山中越とも呼ばれた古道です。今の白川通りなどがない時代でした。

子安観世音は太閤の石仏とも言われており、伝説によれば自由気ままに動き出す石仏の噂を聞いた秀吉が聚楽第に運んだところ、夜になると子安観世音が「北白川に戻りたい」と言いだすので秀吉が元に戻したそうです。江戸時代の名所図にも登場し、昔から親しまれています。

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