
東海道の難所の一つが木曽三川。揖斐川、長良川、木曾川の3つの流れを越えなければなりません。江戸幕府は基本、橋をかけませんし技術的にも難しかったので宮宿(熱田神宮)から桑名宿まで海路で結ばれ、これが七里の渡しと呼ばれました。七里の渡しの船賃は、時期により変動しますが現在の数千円から1万数千円です。
これを節約する方法がありました。熱田宿から船に乗らずに佐屋街道をすすみ、佐屋宿から船に乗って桑名宿を目指せば、三里の渡しですみました。東海道のバイバスです。当然、船賃も安くなります。この佐屋宿と船着き場ですが、今は住宅街になっていて、往時の雰囲気はどこにもありません。