近江・小谷城、大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の舞台です。
茶々、初、江の浅井三姉妹が生まれた城でもあります。父親である浅井長政が叔父の織田信長を裏切ったことから争いになります。浅井と朝倉は祖父の代からのつきあいで、なんぼ信長の妹を娶っても、今までのつきあいを無視するわけにはいかなかったようです。
浅井・朝倉と戦うことになった信長は危ない場面が何度かありましたが、天正元年(1573年)7月、信長の軍勢により浅井長政は自害することになります。信長は降伏勧告を行ったようですが断り、主郭から出陣。浅井長政は主郭には戻れず主郭のすぐ下にある赤尾屋敷で自害します。主郭から赤尾屋敷に行くには切岸の細い道を歩くしかなく自害する時間稼ぎになったようです。
お市の方と三姉妹は叔父・織田信包の伊勢上野城で保護を受けたと大河ドラマで描かれていましたが、近年では織田信次に預けられ、守山城に滞在していたようです。