釣狐 発祥の地
勝楽寺城へえっちらおっちら登る途中に琵琶湖が一望できる眺めのよい場所があり、ここが狐塚。稲荷大明神が祀られています。ここが狂言の「釣狐」発祥の地なんだそうです。
「昔、この寺に白蔵主という和尚がいて、その弟に狩猟好きの金右衛門という男がおった。和尚はいつも殺生を戒めていたが、ある日、白蔵主は外出して山道にさしかかった時、金右衛門に見つかり、白狐とまちがえられて殺され、はじめて金右衛門は白狐が兄とわかり、平素の殺生の戒めに気づいた」と云い伝えられています。この話を元に狂言の「釣狐」が生まれたそうです。
へ~え。
ということで勝楽寺本堂では茂山家による「釣狐」が演じられているそうです。