古代官道ファンの皆さん!そんな人はいないって(笑)。
いよいよ下ツ道です。藤原京の西端と平城京の朱雀大路をまっすぐ結ぶ官道でした。一部が残っていて今の国道24号の約250m西方を並行して走っています。この下ツ道は江戸時代になると中街道と呼ばれるようになります。横大路は伊勢街道(初瀬街道)と呼ばれ、飛鳥時代からずっと使われています。
この下ツ道と横大路が交差するところが近鉄八木駅のすぐ近くにあります。交差点は「八木札ノ辻」という名前で伊勢参拝や大峯山への巡礼客などでにぎわっていました。交差点角にあったのが旅籠で、現在は整備され八木札ノ辻交流館という名前で客間や坪庭などの見学ができます。