中小企業診断士試験 沖縄再試験

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8月5日(土)・6日(日)に札幌・仙台・東京・名古屋・金沢・大阪・広島・四国・福岡・那覇の10地区で中小企業診断士・1次試験が実施されましたが、那覇会場だけ台風6号の影響で中止になってしまいました。SNS上では1年間、ひたすら勉強したのに中止はひどいとの声があがり、西村経済産業大臣が再試験に言及したことから代替措置が決まりました。

沖縄会場の受験生全員には2次試験をうけてもらい年内に1次試験の再試験をするようです。決まったのはいいのですが、再試験用の問題作成で今頃、てんてこ舞いでしょうね。しかも9科目の問題を揃えるのは至難の業でしょう。

■経営情報システム
本年度・経営情報システムの解答例をちょうど作成しているんですが、けっこう難解ですね。受講生には深層学習(ディープラーニング)が絶対に出題されるので「隠れ層」などの用語を覚えておくように言っていましたが、第3問に深層学習が出ていました。ところがニューラルネットワークの構造を問う問題になっていて活性化関数やシグモイド関数まで答えさせる問題です。そんな所まで勉強しないといけないの!

今、ChatGPTが流行っていますが、なぜAIの3次ブームが起きたかと言えば、ネットワーク全体について微分可能になったことにあります。微分可能な「シグモイド関数」が活性化関数として採用され、現在のAIブームにつながっています。誤差逆伝播法(バックプロパゲーション法)というんですが、来年度はこんな細かなところまで教えないといけなくなってしまいました。

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