五右衛門の手形

五右衛門の手形

水無瀬神宮の入口に石川五右衛門の手形が残っています。

石川五右衛門が神宝の太刀を盗もうとして七昼夜潜んでいましたが、足がすくんで境内に入れなかったそうです。そこで門の柱に自分の手形を押して立ち去ります。泥棒がわざわざ証拠を残すようなことはしませんので、どう考えてもガセネタでしょう。

石川五右衛門という盗賊がいて処刑されたことは宣教師の日記にも出てきますので実在するのは確かです。今に伝わる話は江戸時代に創作されたもので、南禅寺山門で煙管片手に「絶景かな、絶景かな。」と言うシーンは有名ですな。

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