下ツ道をゆく(5) 田原本

浄照寺

笠縫から下ツ道を北上すると田原本があります。近鉄橿原線の田原本駅がありますが、すぐ近くに田原本線(新王寺駅行き)の西田原駅があります。

江戸時代は平野家の陣屋がありました。初代は平野長泰で賤ケ岳の戦いで活躍した七本槍の一人です。近江で3000石をもらっていましたが田原本2000石が加増され5000石になりました。平野家は陣屋を建て、代々この地を領地とし明治まで続きました。残念ながら陣屋は残っていません。

田原本駅近くに浄照寺があり田原本御坊と呼ばれていました。浄土真宗の中心地として寺内町の雰囲気がよく残っています。ここの高麗門は伏⾒城の城⾨を移築したものと言われていますが、あんまり特徴がないので太⿎楼がのっている隣の長屋門が有名です。

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