駅鈴

駅鈴

古代・律令時代にも公務員の出張がありました。道路が整備され、駅馬・伝馬の制度ができます。駅では公文書などをリレー形式で運ぶため適切な間隔で人・馬などを常備しました。この駅を現代版にしたのが「道の駅」です。

公務員の出張時には駅鈴が交付され、この駅鈴があると駅で駅子(人足)や駅馬を徴発できました。身分証明書みたいなものだったんですね。この駅鈴ですが隠岐にしか残っていなくって、玉若酢命神社の隣にある億岐家宝物館に保存されています。

本居宣長がこの駅鈴のコピーをもらって愛玩していたことから、松阪駅前にはでっかい駅鈴がおかれています。

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