
上ツ道との交差地から2kmほど西に進むと三輪神社があります。本家の三輪神社ではなくこじんまりとした旧村社です。この三輪神社に大槻の木と呼ばれるケヤキの巨樹があります。伊勢参りのランドマークになっていたようで、江戸時代の西国三十三所名所図会にも掲載されています。
三輪神社の横に祠があり、すごく細い道が北に向かいますが、これが中ツ道です。ここで横大路と中ツ道が交差します。平城京と藤原京を結ぶ街道で藤原道長も吉野詣で使っていますし、壬申の乱の舞台になっています。交差地点から南へ行く道はなく、すこしはずれて南下すると香具山を迂回し飛鳥の橘寺まで続いているので橘街道とも呼ばれています。