津で節分といえば昔も今も平治煎餅の福引せんべいですが、巷(ちまた)ではいつの頃か恵方を向いて巻きずしをかじるという摩訶不思議な風習になっています。
恵方巻なんだそうで始まりは諸説ありますが広まったのは昭和15年に大阪鮓商組合後援会が「節分の丸かぶり寿司」チラシを発行してからです。戦争で中断しましたが、戦後に復活させました。写真は当時のチラシです。
平賀源内が土用の丑の鰻をひろめたり、チョコレート業界がバレンタインチョコを宣伝したりと、商業主義に踊らされていますねえ。さあ、北北西を向いて巻きずしを食べなきゃあ(笑)