知的生産の技術総会の後は中央線に乗って八王子へ出て宿泊。朝から高尾駅へ出て八王子城に登ってきました。豊臣秀吉の北条攻めで玉砕したのが伊豆の山中城と八王子城で悲惨な歴史の舞台となりました。
八王子城の城主は北条氏照でしたが家臣団とともに小田原城に詰めていました。八王子城内には城代の横地監物吉信、家臣の狩野主善一庵、中山勘解由家範、近藤出羽守綱秀らの将兵と、領内の農民など約3000人が立て籠りました。ここを攻めたのが杉景勝、前田利家、真田昌幸らの部隊1万5千人で堅固な山城でしたが、大軍には勝てず半日で落城してしまいます。
さすがに早朝から山城に登っている人はおらず、本丸から尾根沿いを歩いて詰城まで向かいました。詰城には石垣があり天守閣跡と伝わっていますが、本当かどうかは分かりません。帰り道にはたくさんのハイカーと遭遇。そこらへんの郭を見て回りましたが、八王子城ってハイキングのメッカだったんですね。