幻の三尾城

三尾城
三尾城

壬申の乱で大海人皇子軍は琵琶湖の東側と西側を進軍しました。西側では近江朝廷が守っていた三尾城を陥落させます。藤原仲麻呂の乱(恵美押勝の乱)では北陸を目指した藤原仲麻呂が愛発関が閉められていたため、琵琶湖を南下し三尾の古城で戦ったとあります。

■幻の三尾城(みおのき)はどこにあった
この三尾城ですが場所が分かっておらず幻の城になっています。古代に造られた城なので鬼ノ城や金田城と同じ朝鮮式山城と想定され、打下城のある一帯の山が想定されています。

山が琵琶湖のすぐ横まで迫り、琵琶湖との狭い所を街道が通っています。湖西線は通れずにトンネルになっています。街道を監視し守るには最適な場所で、山のそこかしこに石塁があり、これが三尾城の遺構ではないかと言われています。

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