明日香城塞群(6) 祝戸城

祝戸城
石舞台古墳から川を渡って南西に向かうと祝戸という土地になり、さらに奥へ行くと飛鳥稲淵宮殿跡があります。石舞台古墳は観光客で一杯ですが、祝戸は飛鳥の中心域からはずれていますので観光客もほとんどいません。
飛鳥稲淵宮殿跡の後ろが山になっていて、山の上に祝戸城があります。山は展望台(国営飛鳥歴史公園)として整備されていて麓から山上まで階段がひたすら続いています。山のピークの中心部まで階段が続いて東展望台と西展望台があります。階段から西展望台に向かう途中に祝戸城がありますが、小さな城ですので、しっかり縄張図を見て城の全体像を記憶していないと気がつきません。私も通り過ぎてから、”待てよ、さっきのは郭みたいだったな”と来た道を戻り、郭に登って気がつきました。祝戸城は2つの郭から構成され、小規模な堀切が2ケ所ありました。公園化でだいぶ改変されたようです。
飛鳥稲淵宮殿跡は発掘調査によると飛鳥の宮殿跡のようですが詳しいことは分かっていません。同様に祝戸城についても詳しいことはわかっていません。

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日経コンピュータに掲載された書評の影響かなあ?

明日香城塞群(5) 岡城

岡城
飛鳥の岡寺に行かれた方はご存じのように、岡寺は高台にあります。創建当時は現在の場所よりも少し西にある治田神社付近にあったようです。この岡寺のすぐ近くにあるのが岡城です。
岡寺前の県道15号線を少し南に行くと次の丘陵になります。県道から丘陵下の常谷寺へ向かう階段があり、この階段横から岡城の空堀に入れます。郭は単郭で、周囲を見事な空堀が巡っていて、竹藪もそう多くなく見やすい城です。
県道のある東側には大きな土塁があるのですが、どうも県道で丘陵が削り取られた跡のようです。写真は”見事な土塁だ!”と思い土塁に登って撮った県道です(笑)県道が通らなければ丘陵下から登るしかない城です。

PCWatchでバグ本の長期連載がスタート

PCWatch
「バグは本当に虫だった!」の長期連載がスタートしました。
PCWatchさんが長期にわたり本の内容を掲載してくれることになりました。通信費などで、なかなか本代に出費できない学生さんなどは、ぜひこちらをご覧ください。もっとも分厚い本なんで、いつ全体の掲載が終わるかは不明です。そんなに待てないという方はぜひ本でお求めください。
本日から連載がはじまりました → PCWatch

明日香城塞群(4) 飛鳥城

飛鳥城
飛鳥資料館と飛鳥坐神社間にある竹藪に覆われた丘に築かれているのが飛鳥城です。この城もいつ誰が造ったのか皆目、分かりません。
わりと大きな城で北側と南側に空堀が設けられています。けっこう高いところに主郭があり、西側に帯郭が巡っています。東側にも大きな郭があり、現在は農地となっています。北側の空堀が大きいので奥山城を意識した縄張かもしれません。
竹藪だらけでしたが、竹と竹の間隔が空いているので割と登りやすい城でした。

合同会社エムアイティエス AIアプリ「山城ゲットだぜ!」を発表

山城ゲットだぜ
2017年4月1日
報道関係者各位
合同会社エムアイティエスがAIアプリ『山城ゲットだぜ!』を発表。

合同会社エムアイティエス(代表 水谷哲也 東大阪市)を3月に設立いたしました。合同会社エムアイティエスの主な事業目的はAI(人工知能)ですので、さっそく機械学習システムを開発しました。システムに画像を見せると画像の中から構造物を自動的に認識し分類することができます。この機械学習システムに数百の山城に関する画像を見せたところ、対象となる物体が単なる窪みか堀切か区別できるようになり、また切岸や郭の見分けも自動的につくようになりました。

先日、エムアイティエスはナイアンテイツクと提携を行い、機械学習システムにAR(拡張現実)機能を拡張することにしました。第一弾として開発したのがAIアプリ『山城ゲットだぜ!(三重版)』です。山城に登り、AIアプリを起動し撮影します。画像からAIアプリが郭だと認識すると、山城に関わる武者が登場します。例えば伊勢上野城の郭なら分部光嘉が登場します。

■AIアプリ『山城ゲットだぜ!(三重版)』
この武者を図鑑に納め、コレクションすることができます。AIアプリの名前は『山城ゲットだぜ!』で、まずは三重版をリリースします。ポケモンGOと同様に外へ出て山城へ登り、健康を維持してもらうことを目的にしています。ただし切岸から落ちても自己責任です。

AIアプリ『山城ゲットだぜ!(三重版)』では、三重県内にある850の山城をアプリへ登録しました。ぜひ850の山城へ登り、コンプリートを目指してください。毎日、登ると2年4ケ月で達成することができます。ただし初夏から初秋にかけて季節にヤブだらけの山城に登るのは難しいため、実質的には半年しか活動できませんので、平均的には5年で達成できると予想しています。

三重版の次は滋賀版のリリースを予定しており、滋賀版では1000の城を登録するため、現在、山城に登ってAIアプリの機械学習をすすめています。

明日香城塞群(3) 奥山城

奥山城
飛鳥資料館の裏にあるのが奥山。ここにあったのが奥山城です。誰が造った城なのか記録は残っていません。
皇太神社へ行く途中に公園みたいなところがあるので、ここにレンターサイクルをとめれます。公園から一番端の郭に入れますが、堀切がすごく郭に入るには切岸を登らないといけません。この郭からの眺めがよく雷丘城や雷ギヲ城を見ることができます。ですので雷丘城と対峙するための城だったかもしれません。
縄張図を見ると他にも郭があり、行きましたが藪だらけの郭で途中で迷っていまい、結局、皇太神社の裏側に出ちゃいました。途中、堀切のようなものがありました。飛鳥資料館へ行く人は多いのですが、こんな山城に登っている人は皆無でしょうねえ。

バグ本は日経コンピュータの書評に掲載

日経コンピュータ
バグ本が日経コンピュータの書評に取り上げてもらいました。
出版社から連絡をもらったので、さっそく昼休みに本町の紀伊國屋書店へ行ってゲット。
日経コンピュータ(2017年3月30日号)P112 Booksに3冊取り上げられており、一番左側です。
「1837年の歯車を使った機械式計算機の登場から、2017年以降の人工知能(AI)発達によるシンギュラリティー(技術的特異点)に至るまで、コンピュータの歴史を91個の逸話でまとめた。類似の歴史書は少なくないが、本書は専門用語を避けたユニークな言葉遣いで、誰でも読みやすく工夫している….」
日経BP社さん、ありがとうございます。
日経BP社さんでは日経PC21に8回(1998年5月号~12月号)にわたり電子メールの連載をしていました。もう20年も前の話ですので、お世話になった編集者もどこかへ移られたでしょうね。

明日香城塞群(2) 雷ギヲ城

雷ギヲ城
明日香というと蘇我馬子や聖徳太子などが活躍した古代の宮跡というイメージがありますが、その後も現在に続く歴史がありました。応仁の乱から戦国時代にかけて大和では国人どおしの戦いがあり、最終的に織田信長が大和を平定するまで戦乱が続きます。明日香には山も多く、城造りにはうってつけの土地でした。
大和三山・耳成山の頂上には天神山城という城が造られ、この城で室町幕府方の赤澤朝経(ともつね)という武将が大和の国人と戦っていました。越智氏、十市氏、箸尾氏が多武峰(中大兄皇子と藤原鎌足が密談した談山神社のある所)の城塞群にたてこもっており、明日香も戦場になっていました。
雷丘の北側200メートルぐらいの所に雷丘と同じような丘があり、ここが雷ギヲ城です。見事な郭跡と堀切が残っていました。雷丘のすぐ近くなので連携して用いられたか、付城としたのかなど詳しいことは分かっていません。

明日香城塞群(1) 雷丘城

雷丘城
大君は 神にしませば 天雲の 雷の上に いほりせるかも
皆さんご存じのように柿本人麻呂の有名な歌で、歌の舞台は明日香にある雷丘(いかづちのおか)です。雷丘のすぐ近くで小治田宮と書かれた土器が見つかり、この付近に推古天皇の小治田宮があったようです。教科書の記載でもめている聖徳太子が小野妹子を隋に派遣し「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す」という国書を渡し、翌年には隋使・裴世清を連れて帰国します。一行を迎えた場所がこの小治田宮となります。
■雷丘城
雷丘は高さ10メートルほどの小高い丘で上に登ることができます。この丘は中世には城になっていました。一番上に主郭があり、隣りの郭との間には堀切もあります。これがなかなか見事な堀切でしっかり残っていました。よく見ると帯郭もありました。ただ掲示板などには城に関する説明はどこにもないので明日香を散策する人にとっては単なる丘です(笑)