朝から阿修羅

ウチの奥さんの弟がアメリカから帰ってくるのにあわせて、奈良駅前にある春日ホテルへ泊り一杯やっておりました。春日ホテルは近鉄奈良駅を降りて興福寺へ上る途中にあるホテルです。前はしょっちゅう通っていますが、ホテルの中に入ったのは初めて。料理がなかなかよかったですね。

今日は朝からホテルの露天風呂に入ってから、9時ジャストに隣の興福寺へ。さすがにこの時間帯は観光客も少なく、すいています。東金堂の十二神将などを見てから、国宝館へ。久しぶりに山田寺の仏頭や阿修羅像を見てきました。もっとも阿修羅像よりも、天燈鬼・龍燈鬼のとぼけた表情が一番好きなんですが。この国宝館ですが1月18日~2月28日はリニューアル工事で休館になるそうです。

近鉄駅前の行基の噴水がありますが、その後ろに平城遷都1300年祭りまでのカウントダウン時計があり、「1」になっていました。710年(和銅3年)に平城遷都となり、明日でちょうど1300年になります。新大宮駅を過ぎると復元された大極殿の鴟尾が金色に輝いていました。

サンタが北極を出発

さて毎年恒例、NORADによるサンタ追跡が始まりました。

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NORADは北米航空宇宙防衛司令部で、1955年から毎年サンタクロースを追跡しています。さっき確認したら北極を出発してニュージランドに到達していました。まもなく日本に到来ですね、また富士山と新幹線の横を走るのかなあ。
そうそう、ファーストーサーバーさんで連載している「ITで地域は元気になる」の最新コラム「ハードよりソフトで地域活性化」がアップされました。ご覧ください。

冷蔵庫がおしゃかに

引越の影響か、冷蔵庫の調子が悪くなりました。

ランプが点滅するようになると全然冷えなくなり、電源を入れ直すと稼働します。メーカーに連絡すると誤動作をおかしている模様。まあ10年以上使っているので寿命と言えば寿命ですね。

しょうがないので近くの電気屋さんに頼んで、冷蔵庫を持ってきてもらいました。食材物や冷凍物の入れ替えが大変!10年も経つと、冷蔵庫もいろいろ進化しているんですね。水を入れておいたら勝手に氷ができるのはすごいなあ!

ようやく引越が終わる

土曜日の14時に引越社のトラックが2台到着

さっそく荷物を搬出。さすがに手際がいいですねえ。アルバイトですが、あんな重い段ボールを2つも重ねて、よく持てますなあ。搬出は16時頃には終わって荷物を転居先の東大阪へ。

さて転居先に荷物はついたのはいいのですが、今度は段ボールを開けて収納しないといけません。とりあえず深夜まで作業をやって、寝る場所だけは確保しました。

日曜も一日中、荷物の仕分け作業。その間に光ファイバーの工事やら、クーラーの取り付けもありました。ようやく一段落。

ひとつだけ不具合があるのがシャープの液晶テレビ。メニューで地デジのチャンネル検索しても見つからないと表示。アナログも映らず、映るのはBSだけ。仕方ないのでビデオ経由でアナログを見ています。(ビデオ経由だと映ります)

それにしてもマンションはやっぱり夜でも暖かいですねえ。ふだん使わない筋肉を使ったので、あちこちが痛いです。隣がお湯場という環境がなくなったので、マッサージにもいけないなあ。

 

そうそう引越ですが、「引越」、「引っ越し」、「引越し」などと書きますが、ネット検索で多いのは「引越し」です。

インフルエンザの予防注射

もちろん新型ではなく季節型インフルエンザです。

家を出て道路を渡ったところに内科があるのですが、いつも閑散としていて、これでやっていけるのかなというぐらい客はいません。季節型インフルエンザの予防接種に行ったのですが、いつもは誰もいない待合室に8人ほど。40分ほど待たされました。

予防注射組が半分ほどですね。

さて昼から家でセコセコと原稿作成。19時頃に今日の分はめどがついたのでレッドカーペットを見ようと思ったら、フィギャースケートにチャンネルを変えられてしまいました。(泣)

大垣の酒まんじゅう

朝7時に起きたので、大垣の街を散歩に
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ホテルの近くにあった八幡神社の境内に自噴水がありました。自噴水というのは豊富な地下水が自噴しているもので、昔は各家庭に井戸舟があったそうです。流量はすごいですね。水があふれていて住民の方が大量のペットボトルを持ち込んで、水を汲んでいました。飲んでみましたが、まろやかな味ですね。
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大垣城から堀沿いを歩くと住吉燈台がありました。ここは川湊になっていて、松尾芭蕉が奥の細道を終えた場所です。ここから川を下って伊勢の遷宮を見に行こうと生まれ故郷の三重へ向かいます。
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さて帰りは駅前の金蝶園総本家で金蝶まんじゅうを買ってきました。酒まんじゅうですね。あっさりしていて甘くもなくなかなか美味です。大垣から普通に乗って米原へ出て、新快速で大阪へ戻ってきました。

八尾お湯場がいっぱいなので回れ右

今日は朝から原稿を2本作成。
1本はリスモン・ビジネス・ポータル株式会社が提供しているJ-Motto用の経営コラム記事。2004年2月から月1回連載していますので。もう7年以上ですね。以前は三菱東京UFJ銀行のグループ会社が運営していましたが、連載中に経営が変わってしまいました。
今月の記事は「世界最初のネット広告は1994年に登場」で、1994年10月25日にホットワイアードに掲載されたAT&Tの広告についての話です。ホットワイアードはインターネット上のウェブマガジンの先駈となったサイトで、日本語版もあり現在はワイアードビジョンという名前で運営されています。
もう一本はリニューアルされたAllAbout「企業のIT活用」のガイド記事。在庫管理をネタに製品在庫回転率をテーマにしたものです。
夕方、終わったのでひと風呂浴びようと隣にある八尾お湯場へ出かけると、駐車場は車で一杯。こりゃ混雑しているなと回れ右。戻ってビールを飲んでいます。やっぱりお湯場は平日の夕方にかぎりますなあ。
さあ、笑点を見なくちゃあ!

校正を間違うと減俸!

大学の講義が終わり、スクールバス、JR、近鉄と乗りついで奈良駅へ。
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東向商店街から坂を上って興福寺へ。ちょうどやっている「お堂で見る阿修羅」を見ようと思ったら90分待ちという表示が出てました。こりゃ無理だと、早々に退散。

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奈良公園を抜けて国立博物館へ向かいます。ちょうど着いたら16:30。売店で生ビールを売っていたんですが、終わってからにしようと通り過ぎて、正面へ。閉館1時間半前からオータムレイトチケット(700円)が販売されるのでチケット売り場へ行くと、閑散としています。

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チケットを買って、少しだけ列に並んだら入口へ。少しだけ混んでいましたが、よく見えました。やっぱり平日の夕方が狙い目ですね。

展示の最後の方に古文書がいつも陳列されているんですが、今回は写経の給与計算方法が出ていました。例えば校正で1行間違えると、これだけ差し引くやら、誤字何文字分を見逃したら、これだけ差し引くなど、なかなかシビアです。昔も今も大変ですね。

榛原で乗換

朝、5時過ぎに起きて津へ

シルバーウィーク期間中、半分は仕事をしていましたが、ゆっくり朝寝していましたので朝5時に起きるのはきついですね。予約はなかったのですが、三々五々、企業さんが来られたので相談対応していました。

明日は大阪で知的生産の技術研究会・関西のセミナーですので、トンボ帰りで大阪へ戻ってきました。近鉄で榛原駅に着いたら、準急が待っていたので乗り換えました。

榛原って、皆さんよめますか?

正解は「はいばら」です。飛鳥、藤原京から伊勢へ向かう途中にある奈良県との町です。高原にある町で、少し行くと阿騎野(あきの)があります。

東の野にはかぎろひ立つ見えて
  かへり見すれば月かたぶきぬ 

と柿本人麻呂が歌った土地ですね。でも、この榛原って、いつも通過するだけで降りたことがないんですね。いつも気になるのが大衆演劇場「やまと座」の看板で、今は珍しい大衆演劇の常設劇場があるそうです。そういえば、昔住んでいた大阪・深江橋にもあったなあ。

レトロな紀州鉄道線

新宮からの帰りに御坊駅で下車。

御坊駅には0番ホームがあって、時たま一両だけの車両が止まっており、御坊駅を通るたびに気になっていました。御坊駅で待ち時間の間にサンマ寿司を食べて、0番ホームで、しばらく待つと列車がやってきました。

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これが見るからに古い機動車。中に入るとムッとしていて冷房がきいていません。というか天井に回る扇風機もありません。久しぶりに窓を全開して座っているとがタンゴトンと動き出します。窓が風が入ってきて心地よいですね。

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御坊駅を出ると田んぼの中を通っていきますが、道から撮影しているテツがそこかしこに。そういえば乗客が8人ほど乗っていますが、地元の人間らしき人は半分で、後はテツのようです。やがて住宅地に入りガタンゴトンと学問駅、紀伊御坊駅、市役所前駅と進んでいきます。駅には止まりますが、降りようという雰囲気があければドアも開きません。(笑)

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全長2.7kmの鉄道なので、あっという間に終点の西御坊駅に着きます。これがバラックのような駅でして、少し離れると駅だと、とても分かりません。なんとも摩訶不思議な路線です。

やっぱり駅の周りはテツだらけで、それでこんな古い車両を走らせているわけですなあ。人のことは言えませんが(笑)