オヤヂの会

フグ久

冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、フグなど食べたるも、いとおかし。ヒレ酒を飲むとて、継ぎ酒を三つ四つ、二つ三つなど急ぐさへ、あはれなり。 

というわけで鶴橋へ出かけてとっても分かりにくい所にある、ふぐ久です。フグをリーズナブルで食べられるお店として有名で、なんせ大阪といえばフグの消費量が日本一ですが、そのなかでも激安でしょうね。 

さてフグ久ではオヤヂの会という面妖な集団の集まりの忘年会を開催。私は正式メンバーではなく、オブザーバとして毎回、参加しています。年々、高齢化している会でして女性メンバーもいるのに、毎回話題は病気の話やエロ系で、メンバーはすっかりオジサン、オバサンです。

ニタカリバンチャ

ニタカリバンチャ

大阪では谷町四丁目を中心にスパイスカレー店が集中しています。マイドームおおさか近くにちょっと前に誕生したのがインドカレーの二タカリバンチャというお店。中大江公園のちょっと北にあります。

スパイスカレーのお店は、どこもランチ時に行列する店が多いので、12:00~12:30をはずして行くのが鉄則です。今日はマイドームビジネスフェスタ(今日と明日、マイドームおおさかで開催しています)があり、昼からブース当番だったので早い目に二タカリバンチャへ行ってきました。

チキンカレー(1000円)、ポークカレー(1000円)があり、少し奮発して、あいがけ(1200円)を注文。プレートにはチキンカレー、ポークカレー以外に今日は豆カレーがついていて、あといろいろな総菜がのっていて、これを混ぜて食べます。なかなかいけますねえ!

葉っぱがシェフ

日経新聞
昨日(10/22 月曜)日経新聞夕刊のトレンドというコーナーに掲載されていたのが「野草が売りの健康料理」。全国の野草を売りにしたレストランが紹介されていました。
 
その中に尾鷲市にある「葉っぱがシェフ」が店の全景写真と共に紹介されていました。穴があいた縄文鍋を使い野草の風味などをつけた地元の魚や肉料理で有名なお店です。縄文鍋の底に熱した石を並べ野草で包んだ肉や魚を蒸し焼きした料理でヘルシーですよ。
 
レストランからの眺めもよく落ち着いたひと時を過ごすことができます。ただレストランへたどりつくまでが大変という隠れ家レストランになっています。
 

おやぢの会

法善寺横丁

「こいさんが、わてをはじめて法善寺へつれて来てくれはったのは」と「月の法善寺横丁」で有名な法善寺へ。水かけ不動のあたりでは、なんか川柳大会を開催していました。

法善寺横丁すぐ横の「博多廓 法善寺店」というお店へ。3階に個室が2つあり、その一室で「おやぢの会」を開催。毎年、参加者の平均年齢が順調にあがる会です。参加者は6名ですが、いつものように1名が遅刻。待つやさしさはなく時間厳守で会はスタート。要は早く飲みたいだけです(笑)。

入院している病院から脱走して1名がようやく到着。個室でないとしゃべれい話題でずっと盛り上がっていました。

ドムドムバーガ

ドムドムバーガ

昨日は桑名商工会議所が策定した経営発達支援計画の外部委員をやっており、委員会があったので久しぶりに桑名へ。 桑名商工会議所は駅前のサンファーレ2階に入居していますが、桑名駅を降りると桑栄メイト2階をそのまま通って、サンファーレに行けます。この桑栄メイトに昔からあるのがドムドムバーガ。

■日本初のハンバーガーチェーン ドムドムバーガ
ハンバーガーチェーンというとマクドのイメージが強いのですがドムドムが日本初のハンバーガーチェーン店です。作ったのはダイエーで、最初はマクドと一緒にやる予定でしたが条件があわずマクドより先に独自で展開しました。

大学を出て入社したSRAが当時、堂島にありました。ドウ地下にこのドムドムバーガがありプログラム作りで残業となると夜食確保のため、よく利用していました。

他のハンバーガ―チェーンの市場シェーアが拡がるなか、三重では桑名店だけが生き残っています。

今日は土用の丑

鰻
今日は土用の丑
立秋が8月7日(火)なので、夏の土用は今日から8月6日までとなります。その間の丑の日は本日と8月1日。鰻屋さんにとっては一番の書き入れ時になります。昼飯を食べに行った食堂でも鰻丼を臨時で出していましたが、いつもの唐揚げ定食にしました(笑)。
万葉集に大伴家持の「石麻呂に 吾物申す夏痩せに良しといふ物ぞ 鰻漁り食せ」という歌が残っています。石麻呂という古老が痩せていたそうで、夏バテに鰻が最適でっせえ!という歌になっています。昔から夏といえば鰻だったんですねえ。大伴といえば物部と同じ軍事の氏族でしたが、藤原氏にやられて没落していきます。大伴の後裔の一つである甲賀伴党から信長に仕える滝川一益が出ます。
夏の鰻を土用に丑に結び付けたのがコピーライターの元祖である平賀源内。江戸中に歯磨き粉のCMソングを流行させた天才です。俗説では集客の相談を受けた平賀源内が鰻屋の店前に「まもなく、丑の日」と貼り紙するようにアドバイス。店前を通る江戸っ子としては気になります。鰻屋の店主に”どういう意味か”と聞いても、”もうじき丑の日ですねえ”、とはぐらされるだけ。いよいよ丑の日になると店は大繁盛!
というわけで、今日は土用の丑です。

福田パン

福田パン
盛岡市民のソウルフードといえばジャージャー麺、”わんこそば”ではなく福田パン。
コッペパンにいろいろなトッピングをしたパンです。地元・岩手大学の売店でパンを販売することになり「安い値段で学生を満腹にさせたい」から生まれた商品で、本店では50種類以上用意されている具材の中から自由に選べます。盛岡駅から少し歩いたところに本店がありますが、盛岡駅構内のイワテテトテト(iwate tetoteto)というお店で売っているのを発見。さすがに本店ほどの種類はありませんが、20種類ほどありました。
ビニール袋に入ったコッペパンが大量に山積みされています。「いちごジャム」、「カスタード」などの他に「北海道かぼちゃ」、「青森ふじりんごクリーム」、「果肉いちごマスカルポーネ」 などの変わり種もあります。定番商品の「あんバター(170円)」をゲットしてきました。とっても素朴な味でした。

Café & bar ねこまんま

Café & bar ねこまんま
午後は桑名商工会議所で三重県プロフェッショナル人材戦略拠点のセミナーがあり、終わってから三重県よろず支援拠点の相談があるので桑名へ来ております。
桑名駅前に銀座通りというスナックや居酒屋など夜の店が集まった一角があります。昼間通るとシャッター街なんですが、ここに最近、オープンしたのが「Café & bar ねこまんま」というお店。カウンターだけのお店です。今日のランチ(800円)はふわふわ卵がかかったパスタでした。これにスープとサラダがつきます。パスタにウインナーが入っているのがいいですね。メニューを見ると本当に”ねこまんま”もあります。(笑)
ランチの後に飲んだコーヒーが美味しかったです。まったりとしていたらセミナーギリギリでした。今日は私が講師をするわけじゃないので気楽なものです。

わが青春の今井食堂

今井食堂
上賀茂神社のすぐ近くにあるのが今井食堂。
上賀茂に下宿して京都産業大学へ通っていたので、よく今井食堂へ行っていました。ボリューム満点で京産大生・御用達の店。先日、久しぶりに上賀茂へ行くと懐かしい暖簾がかかっていました!
40年ぶりに店に入ると、中は改装されてきれいにはなっていましたが、あいかわらず両方の壁に向かったカウンタースタイルでした。学生時代のメニューはサバ煮、卵焼き、コロッケ、チキンカツの4つの定食でした。あとチキンカツ&サバ煮がセットとなったチキン・サバ定食があり、バイト代などが入ったリッチな時に食べていました。
店の人に「チキン・サバある?」って聞いたら、今はサバ煮定食(700円)とおすすめ定食(750円)の2種類だけだそうで、おすすめ定食を頼むとサバ煮の他に卵焼き、コロッケ、チキンカツが入っていました。昔の定食のオールスターですね。サバ煮はあいかわらず、真っ黒で三日間煮込んで骨まで食べられ、絶品でした。
上賀茂神社へ行く機会があれば、ぜひどうぞ!

雅な料理名

日本の料理名には遊びが多いですね。
■時雨煮
地元民イチオシ調査結果の三重県編「おかず」部門の2位が「貝の時雨煮」でした。細川幽斎から古今伝授を受けた烏丸光広が関東へ下向する途中、桑名でハマグリを食べている時に時雨が降ってきました。そこで「神無月 ふりみ降らずみ定めなき しぐれぞ冬の初めなりける」という古歌から時雨煮と名づけたそうです。雅なんですが分かりにくいですね。
■助六
助六といえば、稲荷寿司とのり巻きの詰め合わせですが、”助六所縁江戸桜”という歌舞伎に花魁「揚巻」が登場します。”揚”が稲荷寿司で”巻”がのり巻ということで助六と呼ばれるようになりました。揚といえば稲荷神社のお使いである狐の好物ですが名古屋では稲荷寿司を信田寿司と呼んでおり、狐といえば信田の森からきています。安倍晴明の葛の葉の話を思い出さないといけない難解な名前ですねえ。
■小倉
名古屋といえば喫茶店で出てくる小倉トースト。粒あんを小倉と呼ぶのは拾遺和歌集の歌に由来します。「小倉山 峰のもみぢ葉心あらば 今ひとたびのみゆき待たなむ」で。小倉山といえば紅葉が有名で、紅葉は鹿がつきもの。粒あんを鹿の子模様に見たて、今ひとたびのみゆき待たなむ、という言葉を、もう一度食べたいものだの意味にかけているそうです。そんなもん分かるかいな~あ。
ということで小倉トーストを食べる機会があれば、ぜひ拾遺和歌集を思い出してください。