味ご飯って三重弁だったの

味ご飯
中部地方なのか、近畿地方なのか、よく分からないのが三重県。
そんな三重県について取り上げた本が「三重県のおきて」です。三重県のエリートコースは三重大学を出て、県庁か百五銀行に入ることだという笑える話も掲載されています。
三重県はイオンの発祥地でもあるので、今でもイオンと言わずジャスコと確かに言っていますね。さすがに元々の名前である岡田屋とは言いません。
三重弁も掲載されていて「机をつる」、「ゴミほり」は今でもよく使っています。「机をつる」とは机を運ぶこと、「ゴミほり」はゴミを捨てることです。
驚いたのが「味ご飯」。これって方言だったんですね。味ご飯とはいわゆる炊き込みご飯のことです。ふつうの白いご飯はその味がついていませんが、炊き込みご飯には味がつくので、しごくまっとうな呼び名なんですがねえ。そういえば大阪では聞きませんね。
炊き込みご飯を「かやくご飯」とも言いますが、これは加薬で、漢方薬の効果を高めるための補助的な薬をつけることが転じ、ご飯に具材を加えることから「加薬ご飯」というようになったそうです。

あんかけスパ

あんかけスパ
名古屋だけで進化した食べ物があり、これが不思議なことに名古屋以外に拡がらない「名古屋めし」があります。そんな「名古屋めし」の一つが「あんかけスパ」。
普通のスパゲティ料理と異なり、スパゲティをゆで置きしておきます。これを炒めて、中華料理の餡のようなソースをかけた料理で、このソースが胡椒をたっぷり入れているので辛みがあります。
食べ慣れると、けっこうやみつきになるんですが隣の三重県などには、ほとんど「あんかけスパ」の店はありません。ところが名古屋では「あんかけスパ」専門店がいくつもあり、これで経営が成り立っています。ただしジャンクフードのようなものなのでお客の多くは男性です。
スパゲティの上にいろいろとトッピングできるのですが、これに独特の名前がついており、有名なところでは「ミラカン」。まずはソーセージ、ベーコン等をトッピングしたものを「ミラネーゼ」と呼び、野菜トッピングを「カントリー」と呼んでいます。この両方をのせたものが「ミラカン」で、「あんかけスパ」の定番になっています。
私がよく頼むのはロースカツがのったコートレットか、からあげカントリーです。ビールと一緒に食べるのがオススメです。

ふぐ久(鶴橋)

ふぐ久
昨日の夜は鶴橋へ。「オヤジの会」という面妖な会からのお誘いで、出かけてきました。
近鉄鶴橋駅・西口を降りるとディープな鶴橋の世界が拡がっています。道路から入った所にすぐ入口があるJRと違って、このJRからたこ焼き屋や焼肉屋などの商店街を進んだところにポコッと近鉄の西口があります。
最初の頃は西口がどこにあるか分からずチジミやキムチなどを売っているお店がずらっと並んだ商店街を彷徨ったこともあります。
鶴橋駅のすぐ近くの奥まったところにあるのが「ふぐ久」。まずはAコース(突出し、てっさ、鍋、雑炊)を頼んで、これに唐揚げと白子を頼んで、次はヒレ酒。Aコースが3,550円ですから、けっこうリーズナブル。ディープなお話しもいろいろと飛び出し、堪能して帰ってきました。

東海地域の味 スガキヤラーメン

スガヤキラーメン
東海地域のラーメンといえばスガキヤラーメン。
子供の頃、津新町駅に近鉄百貨店があって、百貨店内でスガキヤラーメンをよく食べていました。あの独特のスープの味(和風とんこつ味)がすっかり刷り込まれているので、スガキヤの店を見つけると入ってしまいます。どことなくリンガーハットのチャンポンのスープ味に似ています。
またフォークとスプーンが一体になったラーメンフォークで有名ですが、あれ食べにくいので、いつも箸を使っています。
スガキヤで頼むのは焼豚と半熟玉子が入った特製ラーメン。最近は豚カルビ丼をセットにした、いわゆるラーメンライスです。最近は関西にも進出していますが、大阪はやっぱり店が少ないですねえ。
東大阪はイオン東大阪店のみでした。イオン東大阪店は荒本駅近くにあった元カルフールで、今度、大阪府立図書館か東大阪市役所へ行く用事があった時に寄ってみよっと。

紅生姜の天ぷら

紅生姜の天ぷら
織田作之助の代表作「夫婦善哉」に
「路地の入り口で牛蒡、蓮根、芋、三ツ葉、蒟蒻、紅生姜、鯣、鰯など一銭天婦羅を揚げて商っている種吉は借金取の姿が見えると、下向いてにわかに饂飩粉をこねる真似した。」
という一節が出てきます。
子供相手に天ぷらを揚げて売るお店の描写ですが、ちゃんと紅生姜の天ぷらを売っています。
今日のお昼は天ぷら蕎麦にしようとスーパーへ行くと、天ぷらコーナーに紅生姜の天ぷら(68円)を売っていたので、迷わず購入。時たま売り切れになっていたりします。紅生姜の天ぷら、やっぱり、おいしいですなあ。
以前に日経新聞で紅生姜の天ぷらを取り上げていましたが、この紅生姜の天ぷらって大阪、奈良、和歌山で食べる人が多く、同じ関西圏でも兵庫、京都、滋賀ではそれほどでもないという調査結果が出ていました。関東にいたってはスーパーへ行っても売っていません。
その割には、さっきクックパッドを見たら、「紅しょうが 天ぷら」 のレシピが122品あがっていました。でも全国的ではないんですね。ビールのアテには最高なのにねえ。

伊勢三大B級グルメ ドライカレー

ドライカレー
伊勢のグルメといえば伊勢うどんやら豚捨などいろいろあるんですが、三大B級グルメなるものがあります。
・キッチンクックのドライカレー
・モリのスパゲティ
・まんぷく食堂のからあげ丼
3軒とも、近鉄・宇治山田駅近くにあり、学生などで賑わうお店。午後から急に相談対応で伊勢商工会議所へ行くことになったので、昼飯は久しぶりにキッチンクックへ寄ってきました。伊勢へは水曜に行くことが多いのですが、水曜はキッチンクックの定休日なんで、なかなか行けません。
カウンター8席+4人席×3で、昼時に行くといつも一杯ですね。3回転はしていますが、これを店長一人だけでやっています(笑)
頼むのは、名物のドライカレー。今日は奮発してドライカツカレーです。店内にメニュー表があって、メニューにはトンカツやらいろいろ書いてあるんですが、ドライカツカレーは書いてありません。(笑)
皆、ドライカレーを頼むので大きなフライパンで常にご飯を炒めています。これが、すごい量で感心します。お客さんは地元の人が多いのですが、ネットでも有名なお店なんで観光客もよく来ています。忙しくても店主一人なので、店主をうまくつかまえて注文しないといけない技が必要です。

東海地域の伝統的朝食 天ぷら入り味噌汁

天ぷら入り味噌汁
津の食卓では晩飯で天ぷらを作ると野菜の天ぷらだけは残しておいて、翌朝の味噌汁をこの天ぷらを入れます。東海地域に伝わる伝統的朝食で、ウチの実家では子供の時からずっと続いている食文化です。
以前に、ケンミンショーで天ぷら入り味噌汁をやっていて、三重県産業支援センターで「味噌汁に天ぷら入れるよね」と聞いてみたら、意外に少数派でした。それ以来、いろいろなところで調査しています。
名古屋でセミナーで話をした時に聴衆に聞いてみたら、天ぷら入り味噌汁をやっているのは1割ほどでした。名古屋市新事業支援センターには愛知県内からの相談者が多いので、八丁味噌文化の岡崎方面出身と分かると、必ず聞くようにしています。(笑)
でも、やっぱり少数派ですね。味噌煮込みうどんに天ぷらいれるので同じようなものなんですがねえ。

ヤジロ・タガネ論争

  • zouni201402.jpg

    お正月、お雑煮に入れる餅の数を聞きますが、いつも「ヤジロ2つ」と答えています。 

    ヤジロというのは餅米と普通のお米(うるち米)を混ぜてついた餅で、餅のようにあまり伸びず、米ツブの食感が残っていて、なかなかおいしいお餅の一種。伊勢地域ではよく食べられています。私はあまり餅は食べませんがヤジロはよく食べます。 

    「津ぅWalker」という津の食べ物を特集した雑誌が出ており、この中に津観音・門前町の商店街にある玉吉餅店の「ヤジロ餅」が取り上げられていました。雑誌の記事を見ていたら、横から「ふつうはヤジロと言わずタガネと言うけど」という声が。 

    「タガネ!?そんなん初めて聞いたで、これはヤジロだあ」。とタガネ、ヤジロ論争が勃発。(笑) 

    ネットで調べると「タガネ」と「ヤジロ」は同義語で、三重の北勢地方では「タガネ」と呼んでいて、津よりもう少し南では「ヤジロ」と称しているそうです。どっちにしても全国的には食べられていないんですねえ。どおりで大阪のスーパーではヤジロ餅を売っていないはずです。

幸運巻寿司(恵方巻)

makisusi20140203.jpg本日は節分。 

豆まきは昔から行われていましたが、今は恵方巻も全国的に行われています。発祥の地である大阪では丸かぶり寿司などと呼んでいましたが平成10年にセブン・イレブンが全国発売した時に恵方巻という名前をつけたため、恵方巻が全国的に浸透しました。 

発祥は諸説あるようですが江戸末期に大阪の商人の間で行われていたようです。一時廃れていたようですが、いろいろな組合が需要創造になるのでがんばってPRし、関西の風習として定着していきました。まさにドラッカーの顧客創造です。 

写真は戦争直前の昭和15年に大阪鮓商組合後援会が発行していたチラシ(当時の価格は1本20銭)だいぶ前に大阪歴史博物館に展示されていました。 

「幸運巻寿司 節分の日に丸かぶり」 
巳の日に巳寿司と云うてお寿司を食べるように毎年節分の日にその年の恵方に向かって巻寿司の丸かぶりすると大変幸運に恵まれるという習しが昔から行事の一つになっていて年々盛になっています。 
お得意様にも一家揃うて御試食願い本年の幸運をとり逃さぬようお勧め申上げます。 

昭和十五年 節分 2月4日 恵方 西(申酉の間) 
幸運巻寿司 1本 金廿銭(20銭) 

あんかけスパ(名古屋のB級グルメ)

ankake201312.jpg名古屋と言えば味噌カツやら、いろいろと名物がありますが、定番の一つがあんかけスパ。スパゲティーにスパイシーなソースがかかった代物です。 

あんかけスパは名古屋以外ではほとんど見ませんね。スープスパゲティは市民権を得ていますが、あんなマイルドな味ではなく、けっこう濃い味でしかもスパイシー。ですので女性よりもオジサンに人気がある一品です。 

お店もお洒落なパスタ屋さんというイメージではなくランチ時になるとカウンターなどでオジサン達が黙々とあんかけスパを食べている、なんとなくラーメン屋の雰囲気にちかいです。あんかけスパの専門店へ行くと種類がたくさんあり野菜をつかったものはカントリースパゲッティ、ソーセージを使ったものはミラネーゼ、魚介を使ったものはバイキングなどとも呼ばれるそうです。 

あとトンカツ、ウインナー、コロッケなどもトッピングでき、ますますオジサン向き。写真はからめ亭のオムレツスパのLサイズ。サイズはS、M、L、Wがあり、Wサイズはちょうど2人前になります。その代わり価格も2倍になっています。