iOS・Andro​id ビジネス利用の最新動向

osaka20110803.jpgメビック大阪、中小企業基盤整備機構主催の「iOS・Andro​id ビジネス利用の最新動向」に行ってきました。

株式会社フィードテイラーの大石社長が「エンタープライズでも勢​いづくiOS」で講演していましたが15分のプレゼンに用意した​スライドは50枚!さすがに全部はできませんでしたが、アンドロイドなどの最新のお​話を聞いてきました。

場所は扇町のカンテレ(関西テレビ)の1階で、ふだんはスタジオで使っているところです。

明日はインターネットの地デジテスト 「World IPv6 Day」

あまり知られていませんが、インタネット接続に必須の住所(IPアドレス)がとうとう枯渇してしまいます。最後の在庫が2月3日にアジアなどの各地域に配られて、この在庫を使い切ったら終わりです。在庫がゼロになるのはこの夏ぐらいの予定で、新規にネット接続したいと言っても住所がありません。これでは困ります。

枯渇問題は以前から予想されていましたので、現在のIPアドレス(IPv4)に変わる新しいIPアドレス(IPv6)が用意されています。v6はバージョン6の意味です。ただしIPv6に対応できるネットワーク機器に更新しなければなりません。いわばインターネット世界の地デジ問題。新規のネット接続にはIPv6のアドレスが与えられます。

明日は、ちゃんとIPv6がつながるか全世界でテストが行われます。題して「は「World IPv6Day」。Google、Facebook、Yahoo!などのネットサービス事業者やプロバイダーなどが参加し、朝9時から24時間、テストが行われます。この間、各企業のサービスがIPv6対応になりますので、一部環境では障害が発生します。明日、ネット接続できなければIPv6対応がどこかで、できていないんでしょう。

インターネット住所枯渇で企業がすべきこと

大阪国は本当にあった!

vrk201105.jpg「プリンセス・トヨトミ」の映画がまもなく公開されますが、物語の舞台になっているのが大阪国。大阪には豊臣秀頼が滅んでから徳川幕府に知られないよう連綿と秘密が守られ、現在は大阪国という国があります。知っているのは大阪に住んでいる男だけという設定です。

ですが、かって本当に大阪国はありました。国の名前は関西電子共和国。1995年4月1日に建国されました。けっこう真面目な国で、東京への一極集中では駄目だからスタートした国家です。

日本の東西に別の政府を作ることにより、例えば汚職などが起きれば一方の政府には誰も税金を払わなくなって政府が廃れ、別の政府の勢力が大きくなります。政府が緊張感をもって政治運営ができるよう二大政党制ではなく二大政府制で行おうという仕組みです。

インターネット環境上に国を作って本邦初の電子選挙などを実施しました。最初の電子選挙は共和国の大統領選挙。平成7年7月7日午後7時つまり
1995年の七夕に選挙が行われたのですが、投票締切から結果発表まで数分という電子選挙の威力をまざまざと体験できた選挙でした。出口調査も何もいりま
せん。この時、大統領に就任されたのが今は亡き中島らもさんです。

当時、大阪の居酒屋の会話。

「明日、映画でも見に行かない?」

「ごめん、明日は共和国会議があるんだ。」

まるでスターウォーズの一場面のような会話が行われていました(笑)

みずたに.net

ホームページを立ち上げるには独自ドメインが必要です。水谷IT支援事務所のドメインを取得しようと検索するとmizutani.com、
mizutani.net、mizutani.co.jpなどは早々とおさえられていましたのでmizutani-its.comで取得し、ホームページ
を立ち上げています。

▼水谷IT支援事務所

http://www.mizutani-its.com/

2000年頃、日本語ドメインの話題がではじめて、日本語ドメインが扱えるシステムができる前に先行予約を受け付けるとドメイン取得会社から連絡がありました、すぐに申し込みをしたのですが、素早い人がいるもので「水谷.net」などは既におさえられていました。

とりあえず、空いていた「みずたに.net」を2000年11月におさえました。ところが10年以上経っても日本語ドメイン対応のホームページを立ち上げるわけでもないので今年の更新はなし。ドメインが空きましたので「みずたに.net」を取得したい方、ぜひどうぞ!

名古屋は関東 IT亀山市史

シャープの亀山モデルで有名な亀山市が新しい市史を作りました。市史と言えばぶっとい本が定番で、研究者などしか手を出さないので、見かけるのは図書館ぐらい。地方史を扱っている古本屋さんに並んでいますが高価ですね。

seki201104.jpg亀山市が出した市史は日本初、ITで利用できる市史です。作っりぱなしの市史が多い中、インターネット環境があれば、いつでもどこでも見られま
す。歴史分野が充実していて、戦国時代の山城の縄張り図や堀切、虎口の写真、地図、航空写真など豊富で、歴史好きにはたまりませんなあ。

特にすごいのは鈴鹿関の動画。今の関と言えば江戸時代の宿場町イメージですが、古代は関所が置かれていました。この関所ですが壮大なスケールの壁が築かれていたんですね。当時の関所の様子をCGで見ることができます。

鈴鹿関動画集

http://kameyamarekihaku.jp/sisi/koukoHP/eizou.html

都から見て鈴鹿関の東側が関東でしたので四日市、桑名、名古屋も関東でした。鈴鹿関を大海人皇子が突破し,関東(桑名、愛知、岐阜)の兵を引き連れ壬申の乱が起こりました。

Nifty-Serve 25周年

nifty201104.jpg

1987年4月15日にNifty-Serveが開始。今日で25周年になるのを記念し期間限定で1996年当時のNifty-Serveが再現されています。

IDとパスワードを入れると、そうそうオープニングはこんな画面でした。懐かしいなあ!一番最初に接続した時は知り合いからもらった300bpsのモデム。接続はできましたから、さすがに300bpsではチンタラ遅かったので、すぐ2400bpsのモデムを買いました。画像もなくテキストベースでしたので、これでも十分でした。

ホテルに無線LANがあるような贅沢な環境はどこにもなく、接続できるホテルの一覧がありモジュラージャックと格闘したものです。海外は特に通信環境が悪く、上海やシンガポールからは接続できましたが瀋陽からはダメでしたね。そんな情報もフォーラムにあがっていました。

Flic(資格)フォーラムで中小企業診断士の勉強をしたのもこの頃です。1995年4月~2003年3月まではFchiken(知的生産の技術)フォーラムのスタッフをずっとやっていましたあ。

個人ホームページ見直し

mizutani201104.jpg水谷IT支援事務所、知的生産の技術研究会・関西のホームページや3つのブログ(お酒日記)はわりとマメに更新していますが、ほったらかしなのが個人ホームページ。

一番、最初に立ち上げたのがこの個人ホームページで1995年8月に最初のバージョンを作り上げました。当時は本屋へ行ってもHTMLの本が数冊しかな
かった時代で、ホームページビルダーもまだ発売前。本を片手にメモ帳でセコセコ作りました。この年の暮れにWindows95が発売され、秋葉原や日本橋
で深夜、カウントダウンイベントが行われ、インターネットが爆発的に拡がるきっかけになりました。

1995年頃、大企業のホームページは出来始めていましたが個人でホームページを立ち上げているのはとっても珍しかったですね。ほったらかしにしていたの
で、さすがに情報も古く、リンク切れが多くなってきたのでドリームウィーバを使ってスタイルシートを組みながら手を入れ始めています。知らない間にページ
数が増えたので、しばらくかかりそう。

15年以上も続いているホームページなのでSEO効果は抜群。例えば「ホームページの歴史」で検索すると上位に出てきます。理系の学生などがレポートで調
べているんでしょうねえ。もともとは我が家のホームページの歴史でアクセス数の記念記録だったのですが、検索する人に申し訳ないので、あとでホームページ
やインターネットの歴史も付け加えました。

他のキーワードでも上位表示されますので、ここらへんも情報を充実しないといけませんなあ。

昔のインターネットは実名文化だった

facebook201103.jpg雑誌などで新しい実名情報社会がやってきたとFacebookなどの特集が始まっています。インターネットでは匿名文化が中心でしたので、新しいと言われていますが、昔のインターネットは実名文化でした。

1984年、実験ネットワークとして始まったJUNETが日本のインターネットの元祖です。接続していたのは大学やIT企業で、当然使っているの
は技術者や先生が中心となりました。匿名を使うという考えさえもなく最初から実名でメールや掲示板に記事を出す時は署名をつけるのが基本でした。

メールはサーバーを次々に送っていくバケツリレー方式でしたので、会社や大学のネットワーク図が公開されていました、今から考えると実に牧歌的な
時代です。現在も同じですがインターネットの運営に管理主体はありません。技術的な要件や運営的な要件は提案者がドラフトをまとめRFP(Reqest
For
Comment)を発行します。いろいろなコメントが寄せられるので、それをまとめて、最後に参加者による投票となります。参加者は当然、実名です。

文化的衝突が起きたのが1993年。ハンドル名(匿名)が当たり前だったパソコン通信Nifty-ServeとPC-VANがインターネットに接
続されメールのやりとりができるようになってからです。掲示板上で今まで通り実名を使うべきだ、いやいやハンドル名でよいと文化的論争が起きました。結果
は皆さんご存知のとおり匿名文化の隆盛となりました。

ソーシャルネットワークでまた実名文化が登場するのを見ているとワンサイクル回ったのかなという気がします。

Let's Note J-10に切り替え

letsnote.jpg行ったり来たり移動がけっこう多いので、ずっとLet’s
NoteのRシリーズを使っています。R7のハードディスクの音が大きくなってくたので、そろそろやばいかなと新型を買いました。以前のRシリーズはなく
なってJシリーズになっています。しかも最新の春モデル(J-10)を買ったので高かった!

ハードディスクではなくSSD(フラッシュメモリードライブ)にしましたので、ハードディスクのアクセスする音もなく静かですね。しかも128GBもあります。

とりあえず環境を変えたのでメール設定のやり直しなどが大変!とりあえずネット接続までできるようにしました。30年前、最初に買ったパソコンは
MacSEで当時は50万円もしました。ハードディスクはついていましたが40MB。あの当時は40MBもあれば十分だったし、フロッピーでバックアップ
すればよい時代でしたあ。

経営情報システムの講義

lec20110220.jpgLEC梅田本校で経営情報システムの講座。阪急梅田駅すぐ近くイングス館のすぐ隣です。一階にはサンマルコが入っています。朝から夕方まで、ずっと講義していました。

不況のせいか、受講者は多いですね、教室はほぼ満杯初日でしたのでハードウェアやソフトウェアの話などを中心に講義。経営情報システムですのでIDEやらATAなど3文字用語や専門用語のオンパレード。しゃべる方も大変ですが、聞く方も大変です。

少し時間があまったので、これからはXMLが重要になる話を少し詳しくしました。オフィスソフトが2007となりワードで保存すると拡張子が「.docx」となりますが、この最後のxがxmlということを知らない方がほとんどですね。
詳しくは「Web2.0な日々 セマンティックス・ウェブへ」をどうぞ!

また確定申告シーズンですがe-Tax(電子申告)では財務諸表などをこのxml形式で作成します。電子申告をしている人は気にしなくてもよいようになっていますがファイル形式などを確認するとxmlになっています。ますます我々の生活に入りつつあります。