Blast研究会

blast201212.jpg昨日は堺筋本町にある大阪産業創造館でBlast第36回研究会 

10年前、中小企業診断士試験が大きく変わり、1次試験がマーク試験となり新制度合格組で構成している研究会です。実務補習が終わった時に大阪で打ち上げがあり、会場で濱田さんという方が呼び掛けられできた研究会。名幹事のおかげで10年にわたり、年に2~3回、研究会を開催しています。 

大阪だけでなく近畿一円から参加者があり、今回は三重からも参加がありました。時たま東京からの参加組もあります。

三重県中小企業診断協会 建設業経営研究会

sindan201211.jpg名古屋市新事業支援センターで窓口相談が終わった後、近鉄ではなく久しぶりにJRの快速みえで津へ戻ってきました。快速みえは桑名、四日市、鈴鹿、津にしか停車しませんので近鉄の特急なみに早いのですが、1時間に1本というのが難点。 

快速みえで戻ったのは夜、アスト津で三重県中小企業診断協会の建設業経営研究会があったためです。参加者は15名ほど。会員数が少ない地方の中小企業診断協会にしては参加者が多いですね。 

建設業経営研究会の2回目。講師は株式会社古川経営の水谷さん(中小企業診断士)で、親戚ではありません(笑)三重県には水谷姓が多いのです。 

研究会の内容は建設業の会計についてがメインでした。建設業には独特の勘定科目があり、完成工事高(売上高)、完成工事未収入金(売掛金)、工事未払金(買掛金)、未成工事支出金(仕掛品)などがあります。 

また長期にわたる工事もあり、売上高計上を工事完成時にするのか、期間を区切って出来高分を計上する工事進行基準にするのかなどについても解説がありました。どう出来高を測るかが悩ましい問題ですね。 

これはシステム開発にも波及している話でして、国際会計基準(IFRS)が工事進行基準を採用することもあり2009年4月以降からソフトウェアの受注生産が工事進行基準の対象となりました。企業規模を問いませんので、中小企業も対象となっています。 

▼ソフトウェア開発も国際会計基準(IFRS)に!? 
http://allabout.co.jp/gm/gc/298254/ 

企業経営から見た不動産【企業診断研究会】

sindan201210.jpg夜、津駅前にあるアスト津・会議室で企業診断研究会。 

三重県中小企業診断協会で隔月で開催している研究会です。本日は不動産鑑定士&中小企業診断士である三輪氏に「企業経営から見た不動産」についてのお話をうかがいました。 

企業が所有・賃貸する不動産をCRE(Corporate Real Estate)と呼び、CRE戦略という不動産の管理、運用を戦略的に行うことが日本でも増えだしているそうです。 

質問タイムにはいろいろなお話を伺えました。例えば不動産鑑定ですが、土地の売買があれば必ず不動産鑑定士の誰かがチェックして、業界としてデータベースにし情報共有しているそうです。このデータベースなどを参考に不動産価値が決まる仕組みになっています。 

また中小企業の社長などによく聞く、あの不動産鑑定士に依頼すると高めに査定してもらえるなどの舞台裏の話が面白かったですね。 

三重県全体では地価が下がっていますが、上がっているところもあり、津駅西側の住宅地が微増、伊勢神宮・内宮のおはらい町は上がっています。また南北問題があり、名古屋に近い桑名、四日市は下げ止まっていますが、南の鳥羽や尾鷲、熊野は下がっています。

建設業診断研究会

朝から三重県産業支援センターへ、さすがにこれだけ雨が降ると相談はなく平穏無事に過ごしておりました。 

夕方、本屋でも寄って帰ろうかなと思っていたら支援センターに間借りしている三重県中小企業診断協会の職員がコピーをとりに私の近くに。私の机の隣に大きな複合機があります。 

職員の顔を見た瞬間、「あれ、今晩って、何かなかったけ?」「今日は建設業診断研究会の初日ですよ。申込していたじゃないですか!」完璧に忘れておりました。(笑) 

津駅前のアスト津の会議室で建設業診断研究会がスタート。三重県中小企業診断協会には企業診断研究会という定例の研究会しかなかったのですが、今年度から新しく立ち上がる研究会です。 

今日は建設業の現況や入札についての勉強。 

建設投資は公共・民間を含めピーク時から半減していますが、事業者数、従業員数は20%ほどの減で過当競争になっている業界です。 

そのためダンピングも多く、品質を守れない事業者などの問題もあり、入札では最低制限価格を導入しています。三重県では工事予定価格を事前公表してしまっているので、最低制限価格は大体類推できます。結局、入札価格が最低制限価格近辺に張り付いてしまい、結果的にクジで落札者が決まるように大変な業界です。

BLAST研究会

blast2012009.jpg昨日は大阪産業創造館でBLAST研究会を開催。第35回目です。 

中小企業診断士の集まりで、もともとは2002年に試験制度が変わった時、実務補習を大阪で受講したメンバーを中心に組織しています。最近は年に3回ほど開催。 

15日間の実務補習が無事に終わり、中小企業診断協会の主催で打ち上げパーティがあった時にBLAST研究会を作りませんかと呼びかけていたのが和歌山の濱田さん。これがきっかけで生まれた研究会。実務補習をしていた仲間とはあう機会がありますが、他の班との交流はほとんどないので、なかなかえがたい会です。よく10年続きました。 

毎回とはいきませんが参加できる時は参加しています。昨日、大阪産業創造館の対面で研修室で同じ時間帯にやっていたのが情報診断士の会。中小企業診断士には勉強好きが多いんですなあ。(笑)

無料経営相談(大阪中小企業診断士会)

sindan201209.jpg本町にある大阪府商工会館で経営相談を担当。主催は大阪中小企業診断士会です。 

大阪中小企業診断士会は大阪府中小企業診断協会とは別に作らえた経営コンサルティングの専門機関(コンサルティングファーム、シンクタンク)で、私もメンバーになっています。と言っても5月に入会したばかり。経営相談も本日が初めてでした。 

そうそう相談も来ないから楽だよと聞いていたのですが、事前に国際的な販路開拓相談やNEDOへの応募相談などが入り、事前調査するのが大変で、けっこうハードでした。 

大阪中小企業診断士会は大阪府中小企業診断協会の隣にあり、協会の壁には中小企業診断士1次試験の合格発表が貼りだされていました。発表を見に来た人は、この前で悲喜こもごもあったのでしょうね。合格者の皆さんは10月の2次試験に向けて頑張ってください!

中小企業診断士講座説明

sindansi201208.jpg中小企業診断士の1次試験が先週終了しましたが、受験校では来年の試験に向けて講座が始まります。1次試験7科目と2次試験をひと通りやろうと思うと1年はかかりますので、時期的にはちょうどういいですね。

昼からLECで講座説明のためにセミナーを行なってきました。「中小企業診断士 資格の魅力・学習法まるわかり」というタイトルで40分ほどしゃべってきました。

今年の合格率などはまだ発表になっていませんが昨年の1次試験の合格率は16.4%、2次試験の合格率は19.7%ですので通しての合格率は3.2%ほど。100人受けて3人が受かる試験になっています。皆さん1年間、長丁場がんばってください。

セミナーが終わって、立ち飲み屋さんに立ち寄ろうと思ったら既に一杯。しょうがないので家へ帰って飲んでます。(笑)

ファイティング・コンサルタンツ研究会 2014年2月

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中百舌鳥にあるセレソヴィー株式会社でファイティング・コンサルタンツ研究会
中小企業診断士の研究会ですが、いつものように世間話からスタート。中小企業診断士の資格更新要件で理論更新研修を毎年1回受講しないといけませんが、大阪では複数回、開催されているのでいつ受講するのか、どの回が面白そうなのか討議。私は三重県の診断協会で早々と理論更新研修を受講済。三重県で
は年に1回しか開催されません。
本筋の議論はもうひとつの更新要件である実務補習。企業内診断士ですと、なかなか中小企業のコンサルティングできないので、その場を提供するビジネス。以前にファイティング・コンサルタンツ研究会で2回ほどやりましたので、それを復活させるためにメニュー設定などを行いました。
研究会が終わったら中百舌鳥で飲み会なんですが、いつも研究会の時間よりも飲み会の時間が長くなっています。

企業診断研究会

sindan201208.jpg夜、津駅前にあるアスト津で企業診断研究会を開催。

三重県中小企業診断協会の研究会で隔月に開催しています。今年度、初めての研究会で、今日の発表は横山経営事務所の横山代表で、なんと1980年生まれです。

事業再生がらみの案件の話で予備知識を与えて、皆で議論をという段取りでしたが、しゃべりたがりのメンバーが多いので、質問やら、こんなこと気をつけやなあかんよ等、口々にしゃべりだして、結局、それで終わってしまいました。(笑)

研究会の発表は若手を中心に年内、まわしていくことになりました。

中小企業診断士 理論更新研修2012

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津駅前のアスト津で中小企業診断士の理論更新研修。診断士の資格更新要件の一つで毎年、理論研修を受講しなければなりません。
第一部が中小企業施策について中部経済産業局から説明。第二部が中小企業の海外展開支援がテーマで、講師は診断士の中谷先生。お昼からの講座で4時間の長丁場ですので、話だけでちょうど眠たくなる時間です。折にふれて鳴り物(ビデオなど)をいれて寝かさない工夫が見事ですね。私が昨年、講師をやった時も鳴り物ばかりでした。受講後、感想を書いてもらうのですが、おかげで眠れなかったという感想もありました(笑)
今回の海外展開支援はふだん聞いたことがない話が多く、面白かったですね。例えば一人あたりのGDPによる国の比較によればインドネシアが3000ドルを超え、国民所得があがったことで耐久消費財が伸びる環境にあります。マレーシアは1万ドルを超え、すでに先進国の仲間入りをしています。東南アジアといっても多様性があります。
インバウンド観光についても話があり、飛騨高山は外国人観光客の呼び込みを5倍に伸ばしています。ミシュランで3つ星を獲得しており、外国人が求めているのは日本人の生活。京都などでは大規模すぎて味わえない日本の魅力が味わえるということで人気を集めています。
もちろん地元の取り組みもすごく、外国人に道を聞かれても逃げない(笑)宿の女将は60を過ぎてから英語を練習して、カタコトでコミュニケーション。それで十分です。行政も取り組んでおり飛騨高山の観光情報(マップ、ホームページ)は12ケ国対応になっています。